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あのクリエイターの自分 #38      ポジションの分類


2月半ばに開催されるとある家具ブランドの国内展示会に向けて、椅子をデザインしました。制作期間は3ヶ月と駆け足でしたがなんとかカタチになりそうなので、
一息ついています。また発表後にどこかのタイミングで!

今回は、2月3日に開講するブランディング講座を受講する皆さんに、ぜひ決めてもらいたいことがあります。まず、皆さんのサービスや商品を3つに分けてもらいます。

基本的にどんなサービスや商品であっても、最終的には今からお伝えする3つの分類にカテゴライズされます。

なので、以下の内容を順番にやることで、いま以上にご自身のポジションが理解できて、やることの優先順位、活躍出来るポジション、それを上手に循環させるビジネス動線が手に入ります。

当然、目的がはっきりしているので、相手に伝わり、売り上げ作りもスムーズにできます。

3つの分類とはこちらです。

1、Convenience(通称 コンビニ)
2、Professional (通称 プロ)
3、Friendly(通称 親しみ)

1のコンビニは、コンビニエンスストアがあるように近所や通りにある誰が入っても良い、便利なもの。安くて早いなどの特徴があり、それなり。

2のプロは、専門性がありいわゆるプロフェショナルなもの。こだわりが強く、特徴的。職人的なものなど。

3の親しみは、寄り添いやいたわりを感じる人柄、密着や関係性などがある。
優しく元気な花屋さん、駄菓子屋さんみたいなイメージ。

これが基本的に差別化の軸になり、最終的にはここに分類されます。
皆さんはどこに分類されますか?ここをまず決めてください。

これを更に順番をつけるために以下の表を確認下さい。




新規は新規集客のこと。維持は買い続けること。頻度はリピート。点数は1回の買い物に3、4個とかまとめて購入など。価格アップは、値段が通常よりかなり高めのこと。

何をこれでするかというと、こんな感じで自社の順番を決めます。


コンビニの場合は、例えばご自身が近所のチェーンスーパーの場合、安さが基本になります。その場合は、1番目に新規の獲得が重要です(新規)。その方達が何度か来てもらうことで購入点数が増えるので頻度が2番、点数は3番目になります。そうすれば、ビジネスになるので維持の順番は最後。価格は高いと来ないので、価格アップも最後という感じです。

プロの場合は、こだわりがあるので他社よりも素材や設備投資をしているので価格決めを1番優先的にします(価格アップ)、次は回転数が多いよりは少人数のお客さんでの経営なので維持が2番目、価格が高めなので頻繁に通うモデルではないので頻度は3番、そして金額が高いので少い購入なので点数は4番、こだわりが強く宣伝もスーパーみたいに毎日セールみたいなことはしないので(ハイブランドをイメージすると分かると思いますが)新規獲得も4番目です。

新規のお客さんを獲得をするよりも、既存のお客さんに注力する場合は、時間やコストは6分の1に抑えることが出来るので、そこは頭の片隅に入れておいてください。

最後にフレンドリーの場合は、当然、人柄を通じて親しんでもらうことが最優先なのでそこが重要ポイントになり維持が1番目、そして何度も購入してもらうよう関係性を上手に築き何度もこまめに通ってもらうことが点数アップになるので頻度が2番で、点数は3番目。価格アップはフレンドリーさから遠のき易いいので3または4番目。贔屓にしているお客さんを丁寧に接客したり、フォローをちゃんとするので新規は後回しになり新規は4番目になります。

以上のことをご自身のサービスや商品に仮で当てはめておくと、お客さんとのコミュニケーションの入り口になる重要なところであるビジュアルコミュニケーションをメインとしたブランディングデザインがシンプルに強くなるので、参考にしてみてください。

見過ごしがちな部分としてはあれこれ気になると思うのですが「成功するフリーランスのやり方」など配信している方は多くいますが、実際に成立している方がそれを発信しているかという部分を具体的に見る審美眼も重要です。以前スポーツの話をしましたが、上手く強い人の練習方法は全くやり方が異なります。
伝え方に語弊あるかもしれませんが、情報伝達レベルが日本語と英語ぐらい別物です。

初めてこのnoteにたどり着いた方にお伝えさせていただくと、個人向けブランディング講座を数名限定で初めてやります。2月3日にこちらで先行公開するので早いもの順なので、ぜひ参加お待ちしています。

仕事内容は、自分で運営しているこちらのサイトやNewsweek日本版の掲載記事を見てもらうと大体の内容が分かるので、覗いてみてくださいませ。

株式会社4D 



トップ画像は、30年来の幼なじみチャーリーの師匠・ノーマン フォスター。
日本の建築家と違ってすごいスタイリッシュ。


では、良い1日を


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