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あのクリエイターの自分 #33


平日の朝8時ぐらいに頻繁に電話してくるパイセンがいまして
その人との話を今回はします。

仕事が大好きで、何か面白いネタがあるとすぐ電話してくる50歳後半の方。ものづくりセンスも良く、経営もしている社長です。本当に好奇心旺盛でかれこれ10年ほど、いろいろな案件でご一緒させていただき、沢山の笑いと自分のスキルを遺憾なく発揮させる事ができる仕事を年に3、4回振ってくれます。ありがたいですよね、本当に。

ある日、強烈なライフスタイルを送っている方がいまして、その人が店を出すので
店舗のブランディングに関わってくれないかと相談があり、詳細を伺わせていただきました。

どんなライフスタイルかというと、生粋のビーガンでそのことをひた隠しに30年過ごしてきて、ヘアーサロン オーナーとして本当に普通の、というか時代が80年代後半で止まってしまったかのような、浜崎あゆみのステッカーを貼っている車的な(悪い意味ではなく事実です)雰囲気のセンスの方なんです。

もうねー「大変興味深い」に尽きる。

やりがいが半端ない。大改造しがいがあるし、コンテンツは面白いし、伸び代もすごくある。で、鷲頭さん、どう思います?と言われて、んー

こういう強烈な個性があるのにカタチにできない人が多そうですよね、と

我ながら言ってみてまじで多そう、そういう人たち。もったいないよなぁ、
センスどうこうではなく、出し惜しみしないでやればすぐにカタチになるのになと。

元々、ある種センスある人をカタチにするのは簡単ですし、誰でもそれならできる。その逆は予想外の発見があり面白く勉強になる。

でも他人のことはよく見えるんですよね、不思議と。自分のことになると灯台下暗しとでも言いましょうか、気づかないんですよね。

ビーガンを30年やるって修行僧ばりのストイックさですから、意志の強固さと言ったらダイヤモンドですよ、本当に(笑)

なぜ公言してなかったというと、周りに変わった人と見られるのが嫌だったのと、
気を使われることがあるらしく、自分のライフスタイルはそういうものなんだと感じて、徐々に言わなくなったということです。そういう気持ち分からなくもない。。散々、お前変わってるな!と48年言われ続けられると、もう差別化とか
うるせーてなってしまいます。

なんせ名前、鷲頭ですから。
物心ついてから、名前、変わってるね。変わってるね、名前。と言われると、
あ、変わり者になるんだ、になるわけです。

ある程度になると手離れするというか、あまりどうでも良いわけではないけど、気にしなくなる。親には感謝しつつ、小さい頃は複雑でした。習字の名前書くと下手なので黒塗りになるし。。

先程の話をまとめると、個性あるのにカタチにできない人、これから良い時代がきますよ!というメッセージを送りたいのと、お前の根拠はなんなんだ?という人に伝えておくと、これからは自然体の人が一番輝くことになると感じるから。

だって、周りにどう見られてるか相当気にしている人多いでしょ?そこに輪をかけて、ググって同じを探して安心するみたいな人も多いだろうし。デジタルの浸透でさらに「思考回路が右へ習え」になってる気がするので。それは、以前よりも街で見かける人の雰囲気から同じスタイルのフォーマット化が目に入る、思考は見た目を作るんで。

だから、当然大事なになるのは自然体の人だと思う。もちろん、そういった人も何かしらに影響を受けるからエクストラピュアかという質問がきたら、分からないと答えるけど、でもそれすらも気にしないぐらい鈍感で丁度良いんじゃないかな、特に今の時代は。なーんてね

どこまでも好きを求めていきましょう。

せっかくなんで、簡単にできるワークを伝えます。
昨年、一昨年でも良いのですがご自身がいつも書き込んでるスケジュー帳みたいなものがあれば、これを読んだ後にすぐ引っ張り出して欄外などにある気づきのメモを見直してみると、すごく重要なヒントを見つけられます。宝の地図が見つかる人もいるかもしれないので、ぜひ!

書いたということは、残す意味が当時のご自身にあったはずなので、過去から送られてきた自分の未来日記のように眺めてみてください。今よりも強いものができるはずです。

では、良い週末を!


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