寝違えが起きるのは枕が原因?

寝違えが起こるのは枕が原因ですかという質問をいただきます。今日はこれの回答と対処方法をお教えしたいと思います。
まず、寝違えというのは突然首筋が痛くなって首を動かすことができなくなったり、強い痛みによって様々な症状をさらに引き起こしてしまうような状況です。
朝目が覚めて突然起こることが多いので、寝て起きてすぐ起こるので寝違えという言葉があります。
これはもちろん夜寝ている時から朝起きた時にも起こりますし、うたた寝、電車の中や乗り物などでうたた寝をした場合、デスクでちょっと短時間寝てしまったような仮眠の後、いろいろな寝た時の後に起こります。
一方、寝ていたわけでもないのに突然首が回らなくなってしまう。これは筋違えという言葉で呼んでいます。これらの原因は何かというと日本整形外科学会のホームページでも謳っているように、一つには首の緊張筋肉が痙攣して起こる。
また、血の循環が悪くなって阻血という状態になる。もう一つが首の中には重要な関節がありますが、こういった体を首を動かすために必要な関節そこに炎症が起こることによって起こる。これらのメカニズムが考えられています。
いずれにしても一旦なるととても痛くて辛くて大変な事になりますので、時には学校や会社を休まなければならなくなってしまうので、是非こういった寝違えを予防したいものです。
何を隠そう私自信も数十年前はよく寝違えを起こしていました。
朝起きると突然首が動かなくなってものすごい痛かったり、ホテルに泊まった時など朝起きると自分の合わない枕を使っているときに首が痛くなったりしたものです。
ここで考えたいのがなぜ寝違えが起こるのかということ。私はこれまでの長い経験からつきとめました。
自分が選んで使用している枕、これが自分に合っていないときに寝違えが起こるという原因をつきとめました。
合わない枕こそが寝違えの原因になる。一方で、寝違えを予防するには自分の体に合った適切な枕を使うことなんです。
適切な枕を使って上向きになっても横向きになっても大きな寝返りを打っても頭が枕から落ちない安定した状態になること。
これが寝違えを予防する一番重要な要素なんです。
寝違えが起こるときにはこのように横向きで寝たときに柔らかい枕自分の体に合わない高さの枕を使うことによって、首が曲がってしまって首の骨や神経に負担がかかると同時に、筋肉が圧迫されて阻血といって血の循環が悪くなります。
これでは寝違えの後、回復するということがうまくいきません。
寝違えを起こした後もこのような状態で毎晩寝ていたら、1日2日で回復することが難しくなってしまうんです。
一方で枕を適切に自分の体に合わせることによって首に負担がかからないと、首の骨の並びが良くなり神経を圧迫することがない。そして、筋肉にも負担がかからないので血の循環を回復させることができます。
寝違えを起こしてしまったら、また寝違えを予防するために、首にかかる負担を適切な枕で予防しましょう。
寝違えは是非予防することが大事です。でも、不幸にももし寝違えが起こってしまったらどうするか。そんなとき誰でも出来る簡単な二つの対処方法をお教えします。
一つは首を温めること。
ホットカイロでも、お湯で熱いお湯で絞ったタオルをビニールなどに入れてホットパックを作ってこれで首を温めても結構です。
温めることによってゆっくり首が動くようになる可能性があります。
もう一つの対処方法は首枕です。
寝違えが起こると首が動かなくなりますが、これを無理に動かしたり早くに運動することは逆効果になります。
そこで首枕を巻いていただいて動くと辛い首をまずは安定的に支えてあげること。
そうすると首の炎症が治まるので首枕外しても首が動くようになります。
首枕については私の別の動画をご参照ください
一日も早い寝違えの回復をお祈りしています。

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