見出し画像

喧嘩の時に無視はやめてくれ。本当にやめてくれ。

意見が食い違ったり、喧嘩になると、ちょっと面倒だなぁと思うことがあります。

正しくは面倒だなぁと思っていたこと、と表現した方がいいかもしれません。

別にこれはその人の性質的なものなので、性別は関係ない可能性はありますが、私はこの局面によく遭遇したように思うんですよ。

特に、20歳くらいの時に。

意見の食い違いとか、喧嘩なんて仕方ないんですよ。考えが違う者同士なんですから。起きないように未然に防いだり時には飲み込むっていうことも大事です。

さすがにこの歳になると未然に防ぐスキルが高まりますし、対立が生まれたとしても自分の意見を飲み込んで、その人とそのトピックに振れないように振る舞うという回避策を講じることになります。

正直ね。
歳を取ればとるほどに衝突って面倒になってくるんですよ。

だって、衝突してまで得たいものってなんですかね。
打ち負かして自尊心を保つこと?
優越感に浸ること?

それよりも、その場のめんどくささが何より嫌なんですよ。自尊心を保ち、優越感に浸るためのエネルギーと天秤にかけると、もういいやってなる。

だから、私は喧嘩というものを30過ぎてからほぼしてないと思います。

SNSでは巻き込まれることもありますけど、基本的には自分の立ち回りと飲み込みという方法で回避に動いているんです。

ただ。
ただ、なんですよ。

どうにも絡んでくるタイプっていうのは居ます。対立して、真正面から打ち合いたがるハードパンチャーみたいな人が。

そうした時は基本的には論理的に説く形にはなるんですけど、論理性っていうのは喧嘩の時には効果を発揮しないこともある。

つまり、感情への配慮が必要ってことですね。
喧嘩にまで発展するときって大概ここなんですよ。

論理的に考えられる人が、論理の中で答えを導いたとしたら、ほぼ争いなんて回避できる。論理を飛び越える部分で我慢ならない時に人は大抵激しく怒るし、対決姿勢を見せてくる。

こうなったら、こっちが引いたらすげえ面倒なことになります。今後の関係性に於いて、引き続けなければいけないことを意味するからです。

一番マズいのは、この手のタイプの人が家族に居るケースです。

マウントを取りに来る、とにかくこっちに詫びさせないとどうにも話が進められないタイプが居る場合は常に対決が求められます。

私の場合は妻がこのタイプでなくて、本当に助かっています。
平和そのものです。

ただ、皆さんの家庭の話を聞く限りでは、結構あるんですよね。

日々どこかの過程で揉めている様子が語られていて、自分がやりこめた話ではなく、不満を抱えていることを記事にしたりつぶやいたりしている。

逆に言えば、引くタイプだからこそそこで飲み込んだ言葉をnoteという場で放出しているということなのかもしれませんね。

自分をコントロールするための場がnoteということであれば本当に有意義だし、自分が本来思っていることに対して話を聞いてもらう、そして理解してもらうということは大事なんですよ。

ああこれは大変だなぁと思いながら、日々皆様の記事を読んでいる今日この頃です。

最後に。
私が最も苦手なタイプの喧嘩の仕方について紹介します。

あのね。
無視はやめてください。
本当に、やめてください。

どんなに理不尽なことがあっても、無視されるとね、譲歩するか、関係性を終わりにするか、どっちかしかないんですよ。

これ、現代の兵糧攻めじゃないですか。

相手としては譲歩するしかない状況に追い込まれる。
反則ですよこれ。

無視っていうのは、100パーセント相手に非がある時だけにしてください。

だってね、お互い悪いところがあるのであれば、向き合わなければいけないし、そうしないと解決なんてできない。

でも、無視されちゃうと相手が譲歩するしかない。そうすると、無視した側が有利に進められることが確定する。

そしてね。

もし無視を解除したとして、問題に向き合った時に自分の非について突きつけられたら大抵の場合怒り始めるんですよ。

無視した側としての要求って、全面降伏じゃないですか。

で、無視する人って、いつも無視するんですよ。
何故か?
無視したらいいように進められるからです。

これはね、大人の対応ではないです。
子供ですよ。

仮に使うとしても、本当に、万が一の時の奥の手にしてください。しかも、自分がズルいことをしているということを念頭に置いた上で、それでも許せない相手に対してだけ使うようにしてください。

20歳くらいの頃に、私なんか大体足元見られるんで、無視決め込まれるんですよ。

優位に進められそうな相手に対してこれやってくるわけですから、大抵の場合なめられているっていうのもまた、精神的に来ますね。

対立するときであっても、常に相手のことと今後の関係性のことを考えたうえで振る舞える自分でありたいと常々思っています。

あ。
いや。

久しぶりに思い出し怒りしちゃいました。

確か「例の彼女」にもこれ食らっていた覚えあるんですよ。
それか。
怒りが生々しい理由は。

この記事が参加している募集

スキしてみて

よろしければサポートお願いいたします! 皆様のために今後使わせていただきます!