マガジンのカバー画像

『染織工房豆 』制作や展示の記録

10
静岡県富士宮市で、造形活動をする、遠藤和帆・多江子夫妻で営む『染織工房豆』。 制作過程や、展示のレビューをまとめていきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

ニードルでフェルトマスコットを作ろう❗

ニードルでフェルトマスコットを作ろう❗

公民館での単発講座のレポートです。
所用時間は2時間。

みなさんそれぞれ素敵な作品が出来てました!

以下、講座の内容を記していきます。

一緒に講座に参加してるつもりで読んでもらえると良いかなと思います。

【準備するもの】

◉羊毛 ◉ニードル ◉スポンジ台 ◉人形用の目 (または黒のビーズ)◉鈴 ◉ストラップ用の紐 ◉針と糸

初めてさんが失敗しやすいのが、「いくら刺してもふわふわのまま」

もっとみる
染織定期講座『スピニング・カフェ』の軌跡

染織定期講座『スピニング・カフェ』の軌跡

静岡県富士宮市山宮にある、富士山環境交流プラザにて、第一、第三木曜10:00~12:00で講座を開いています。

スピニングとは、紡ぐ行為のことで、スピンドルという独楽のような道具を使い、羊毛を紡ぎます。

紡いだ糸は二本より合わせ、双糸にします。

木枠を使ってマフラーを織ります。

綴れ織りで柄を表現することも。

以上、『羊毛を紡いで織る』のが基本の講座ですが、メンバーの希望によっては、他の

もっとみる
『いろめき2020 in青梅』染織工房*豆×染記による、染織作品展示会

『いろめき2020 in青梅』染織工房*豆×染記による、染織作品展示会



東京都青梅市在住の染織作家『染記』さんと毎年行っている合同展示会です。

会場は青梅線河辺駅南口から程近いカフェ☕️😌✨
『いろめき』と染められた布がお出迎え。

私が染めました✋

タペストリー、Tシャツ、ストール、手ぬぐい、コースター、ねこ格言の本、缶バッチ、ポストカード、など、作品はすべて購入することができます。

さて、ここから私の新作をご紹介します。

今回はオパール加工を使って、

もっとみる
染織工房『豆』遠藤多江子*主な作品/写真と簡単な解説

染織工房『豆』遠藤多江子*主な作品/写真と簡単な解説

プロフィール記事を書こう❗️ということで、本業の染織作品を載せていきます📷️

静岡県富士宮市で『染織工房*豆』として夫(遠藤和帆)と二人で活動中です。

『猫とギター』型染め*合成顔料

富士宮市文化会館で、猫好きな三人のsinger-songwriterさんたちのコンサートが開かれた際、それにちなんだ企画展示に出品したもの。

『狐と紅葉』藍染*型抜染

玉水物語に発想を得て。狐の子がお姫様

もっとみる
『Borderline』 遠藤和帆個展 2020年3月*レビュー

『Borderline』 遠藤和帆個展 2020年3月*レビュー

静岡県三島市の田町カフェにて、2020年3/23~3/29の間行われた、遠藤和帆の個展『Borderline』の個々の作品の写真と解説です。

今回は、多岐にわたる遠藤和帆の造形作家としての活動の中で、特に富士山環境展の実行委員長として、造形作品を発表してきた集大成のような作品展となりました。

『残像再誕』繭毛羽/赤色は弁柄で着色

絹糸というのは、蚕が作った繭から引き出します。
その糸にならな

もっとみる
『Borderline 遠藤和帆個展 』 静岡県三島市 田町カフェにて

『Borderline 遠藤和帆個展 』 静岡県三島市 田町カフェにて

夫氏の個展、開催中です。

富士山麓の環境問題、特に『増えすぎて駆除の対象となっている野生の鹿』にスポットを当てた、造形作品の展示会です。

近年、増えすぎた野生の鹿たちは 畑を荒し、牧草を食べ、山の木の皮を剥ぎ木を枯らします。鹿と車の交通事故も増えています。

故に鹿は駆除の対象となり、猟の免許を持った方が猟期に鹿を狩っています。しかし、それは仕事として成り立っているわけではないようです。あくま

もっとみる