マガジンのカバー画像

日刊 かきあつめ

946
駆け出しのライターたちが、(ほぼ)毎日更新していく共同マガジン。 ※最近は「月水金」更新となっております。 今回のテーマは「#お笑い」です。
運営しているクリエイター

2020年8月の記事一覧

サンタがくれた人生の教科書

クリスマスの朝、目を覚ますと枕元にプレゼントが置いてあった。ポポロクロイス物語というゲームソフトだった。 両親は、わざわざ枕元にクリスマスプレゼントを置いておくような人たちではない。渡すなら直接渡す。そもそもわたしはこんなゲームをリクエストしていない。 ゲームに疎い両親が、子どもからリクエストされず選んだにしてはチョイスが絶妙すぎる。だから、このプレゼントをくれたのが両親でないことは明らかだった。 そして両親以外にプレゼントをくれる人の心当たりもなかったから、あの日枕元

部活の時によく飲んでいたカルピスソーダについて思い出してみた

10人以上のライター同士で更新しているマガジン「日刊かきあつめ」の今回のテーマは#部活の思い出。 部活にまつわるいろいろなことを考えているうちに、部活終わりによく飲んでいたカルピスソーダのことを思い出しました。 非常に懐かしくなってきたので、今回はカルピスソーダを飲みながら学生時代の思い出を振り返ってみようと思います。 夏の定番はカルピスソーダだった夏のスポーツ終わりには、カルピスソーダばかり飲んでいました。 中学生時代はテニス部で、高校では帰宅部だったのですが、高校

たったひとつの教えを胸に

とんでもない猛暑が続いている今夏。 この歳になると殺人級の日差しを直に受けるなんて考えられなくて、ずっと日傘でガードしてるか、もしくは家から出ないかの二択で生きている筆者である。 洗濯物を干しにベランダへ出るのでさえ億劫だ。近くの中学校では、ソフトボール部だろうか、子供たちが元気にボールを追いかけている。 元気だなぁ〜とひたすら感心しつつ、私にもはるか遠い昔に部活動を頑張っていた時期があったと思い出す。 そう、今回の日刊かきあつめのテーマは「#部活動の思い出」。思い出

フルチン、だめ!ぜったい!!

今回のかきあつめのテーマは「部活の思い出」なのだが、ふと大学の登山サークルの友人を結婚式に呼んだ際、「こいつらとの写真、ロクなのないなぁ」と途方に暮れていたのを思い出した。というのも、彼らと写っている写真がすべて全裸であり、披露宴に出せるような代物でなかったからである。 彼らは酒が入ると無性に脱ぎたがる。山男と言えばカッコつくが、自然の中だけでなく街なかの居酒屋でも平気で脱ぎだすのだから厄介だ。特徴として男子校出身者であることが多く、恥ずかしながら僕もその1人であった。

ずっと、好きだった。

「学校は社会の縮図だ」とはよく言ったものだ。社会に出て何年も経つけれど、その通りだと思う。ある程度の人数が揃えばそこにいろんなタイプの人がいて、その中には自分と気が合う人、気が合わない人、何か好きだなと遠巻きに見る人、とまあ、いろんなタイプの人で構成されている。学校ってその中で揉まれながら、生き抜く術を学ぶ場所だと思っている。そういう「社会の縮小版」の学校で、「究極の社会の縮図」これが部活動なのではないかと思う。 私は、部活動のことを思い出すと、心がチクリと痛む。中学時代、

部活がつぶれた後の思い出

今回のかきあつめのテーマは「部活の思い出」。 前々から編集会議でやりたい!と言っていたテーマだったのだが、私の正式な部活経験はたった1年半しかない。 十数年前、中高一貫校に入学した私は水泳部に入部した。 それまで唯一習ったことがあるスポーツが水泳だけだったし、当時は泳ぐのが好きだった。それに「運動部に所属している自分になりたい」という変な憧れもあった。 入る前から分かっていたのだが、学校にはプールがなかった。そのため、週3で近くの区営体育館のプールまで通い、残りの週2は

たぶんきっと好きだった

高校2年の夏、わたしはサッカー部に恋をしていた。 高校3年間、サッカー部のマネージャーをやっていたわたしが、入部したキッカケは体育のサッカーが楽しかったから。そして、何か夢中になれるものを探していた。 授業があったその日の放課後、入部届を持って職員室に現れたわたしをみたときの顧問の顔は今でも忘れない。 中高一貫校で、中学3年間部活に入らずボケっと過ごしていた女生徒が、高校に入っていきなり運動部に入部届を持って押しかけてきたのだから、戸惑いもわからなくはない。 当然だが、

岡田君と少年メリケンサック

今回の日刊かきあつめテーマは「#部活の思い出」である。 高校生ではバスケ部に所属をしていた。この話は高校2年生の時のことである。 映画を頻繁に観るようになったのは大学生になってからで、この頃は年に1,2本観る程度だった。 当時の僕は一人で映画を観に行くことはできなかった。何となく恥ずかしさがあったのかもしれないが、映画を観に行くことは遊びの最上級系で、今の感覚で例えるなら「沖縄旅行に出掛ける」級の特別行事であった。 そんな面倒な時期にどうしても見たかった映画があった。

部活動という名の青春白書 Stand by me , For the club of Activity with my friends

#部活動の思い出が、今回の日刊かきあつめのテーマでございます。 私鈴きのは中学生時代は万年補欠幽霊部員として水泳部に所属していた。屋外プールなので冬は泳げない。専ら筋トレ、マラソンという名の強歩。私は勝手に週休3日にしてサボっていたが怒られなかった弱小部。確か1人だけ全国大会出場強豪の後輩がいたのだが彼女は練習には殆ど姿を現さなかった。強豪スポーツクラブの方の練習に参加していたからである。(確かイトマンさんの所属だったと記憶している。) 弱小水泳部の最重要ミッションはプー

テニス部入部のホントの理由は?

本当は美術部に入りたかったんだよな。写生会では賞をもらったりして、取り柄のない自分だけど絵だけは人よりちょっぴりうまいんだという自負もあったんだ。(そりゃあれだけ描いてりゃな、という気もする) だけどテニス部に入ったのは、正直スクールカーストを意識してのことだ。 我が校は市内でも悪名高い不良中学。荒っぽい環境で安全かつ快適に生きていくにはそれなりの身分が必要だ、存在を軽んじられてはまずい、と当時の自分は考えた。 この中学は、テニス部は上位層にいるぞ、美術部は恐らく最下層だ、

部活の思い出~あのときは真剣に向き合えなくてごめん

「部活何やってたの?」と聞かれたら、中学のときの卓球部ではなく、高校のときの軽音部について話すことにしている。 そこから「何の楽器やってたの?」とか、「どんな音楽やってたの?」とか、話を膨らませやすいと思うからだ。でも、高校の軽音部なんて学園祭のときしか活動していなかったから、部活動らしい思い出はほとんどない。 だから、「部活の思い出」としてきちんと振り返るなら、パッとしない卓球部の話が中心になるだろう――と、このマガジンのメンバーと次回のテーマについて相談したときから想

植物をネットで買うことに感じたメリット・デメリット

日刊かきあつめの今回のテーマは、#オンライン○○。 観葉植物や花・野菜の苗を買おうと思ったとき、みなさんはどこに行きますか?園芸店、ホームセンター、雑貨店、インテリアショップなど、さまざまなお店で植物が売っていますよね。 私は最近、実店舗ではなくインターネット通販でもちょくちょく植物を購入するようになりました。 そこで、実際にオンラインで植物を買って感じたメリット・デメリットについてお話したいと思います。 こちらは、楽天で購入したルドベキア”サハラ”です。夏のお花です