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勉強好きになる土台「学ぶって楽しい!」を子どもたちが堪能 | 『かおりメソッド』春期特別講座3/25・26・27

こんにちは!
ママプロジェクトJapan(MPJ)公式note、運営スタッフの宮地です。

桜はなかなか咲きませんが、2023年度もいよいよ大詰め🌸
3月25日からの3日間、恒例の『かおりメソッド』春休み特別企画を開催しました!

“学童スタイル”のこのイベントは、保護者の同伴なしでMPJが丸1日子どもたちを預かり、知的体験をもりもりしてもらおう!という企画。
なので、かくいう私もnoteのイベントレポにかこつけて、初めて現場に足を踏み入れました。

結論から言うとこのイベント、大人が受講してもめちゃ楽しい!(≧∇≦)
そして、子どもたちが大人(かおり先生や講師のみなさん)と対等に勉強の話で盛り上がっている姿はとても尊かったし、成績云々以前に「わかる!」「わかった!」って体験は、生きる礎になるものだなぁと感じました。

この記事では、プログラムの一部をイベントレポ形式でお伝えします。

すべての時間に勉強を楽しむための仕掛け

3日間の講座のプログラムは以下の通り。

■3月25日(月)
《第1日》「AIで算数問題を計算しちゃおう作戦」

クイズにゲーム、ランチにまでも!すべてにこっそり計算が絡めてあり、知らない間に算数を存分に楽しめちゃう仕掛けになっています。

■3月26日(火)
《第2日》「地理と歴史に興味ないなんてあり得ない作戦」

社会は暗記ではない方法がベスト!日本地理や歴史をボードゲームを使って遊び進めます。

■3月27日(水)
《第3日》「元素・原子をマジックで理科を楽しもう作戦」
勉強する科学から楽しむ科学へ!不思議なマジックの世界へ入り込み科学を体験してしまう仕掛けになっています。

各開催日のタイトルからして楽しそうな予感しかない!
かおり先生は、こうした仕掛け作りが本当に上手なんです。
これで子どもたちはちゃんと勉強好きになってくれるんですから、今までの私のガミガミはいったいなんだったのかと……。

マジックを交えて低学年でも無理なく“原子”に興味が湧く構成にブラボー!

私がお邪魔したのは、最終日第3日。
午前9時過ぎに会場に入ると、この日参加する子どもたちが自己紹介の真っ最中でした。

クラスを学年で分けたりせず、4月に小学生になる現年長さんから、同じく中学生になる現六年生さんまで、いろんな年齢の子たちが1つの部屋で1日学ぶのがこの講座の大きな特徴。

「学問に興味をもつのに年齢なんて関係ないよ」とばかりに、みんなで一緒くたになって1つのテーマについて学びます。

プログラムを考える講師の方は大変なんだろうなぁ…!頭が下がります。

この日講師を務めたのは、
サイエンスマジシャンのシンディーさん(あるのね、そんな職業が)。
テーマは「元素と宝石のワクワク科学冒険」!

授業は「みんな、“金(きん)”って作れると思う?」という興味深い投げかけからスタート。
「できる〜」と「できない〜〜」に意見がわかれる子どもたち。

「金が自分で作れたらどうする?」という質問には、「即、カネにする!」「貯金だ!」といった声が次々。
どうやら、金=おカネというイメージが強いみたい。
でも、なかには「親や友だちにわけてあげたい」という心優しい子も…。

その後はところどころにマジックを織り込みながら(でも高学年の子どもたちにはネタばらしされながら(笑))、本日のメイントピックとなる「私たちを作る一番小さな材料=原子」へと話が着地。
ここまでにワクワク要素を満タンにされた子どもたちの目はすでにキラキラ。「どんな話も聞き逃さないぞ」という前のめりなオーラが教室全体に漂い始めました。

子どもたちの前のめり感!!
少人数だから、全員が意見を言えるのもGOOD ♬

ゲーム要素をまじえて頭、心、カラダを活性化

さて、スライドを使った楽しい授業が続いたところで、いきなりのゲームタイムがスタートしました。
原子の名前とイラストが描かれたトランプのようなカードが登場し、4チームに分かれて神経衰弱をおこないます。

ルールは「より多くのカードをゲットした人が勝ち」なのではなく、「獲得したカードに書かれていた数字の合計が多い人が優勝!」というもの。
実は原子はそれぞれに重さが異なっていて、カードに書かれていた数字はその重さの順位のようです。

ゲームが進むにつれ、子どもたちさらにヒートアップ!

こういう楽しい時間に覚えたコトって忘れないですよね。
ゲームを通して、それぞれの原子には異なる重さがあることや、一番重い原子はウラン、一番軽い原子は水素といった情報がしっかりインプットされたのではないかと思います。

子どもたちがカードをめくるたびに、
「ウランは原子力発電には欠かせないんだよね」
「フッ素と塩素は良く似ているんだよ」と教えてくれるシンディーさんの豆知識も、好奇心旺盛な子どもたちの頭の栄養になったと思います。

知らず知らずのうちに
元素に親しんでしまうという仕掛け

……で、結局「金は作れるの?」という本日最大の問いですが。

《以下、シンディーさんの講義より》
実は“金”も原子の1つ。
なので普通の状態で金を合成することはできない。
少し難しい話だけれど、実は、原子どうしをすごいエネルギーで合体させると別の原子を作ることがができる。
どのくらいすごいエネルギーかというと、たとえば、“鉄”は太陽レベルの恒星エネルギーを使えば合成できるかも。
でも“金”は、超新星爆発レベルのエネルギーじゃないと合成するのは無理。
つまり、地球で金が採れるのは、地球自体が遙か昔に爆発した超新星の欠片でできているからと予測できるわけ。

……と、小さな原子の話は地球の成り立ちにまでスケールアップ!
ほうほうほう、それはかなり興味深すぎる〜〜。
学びの世界って本当に無限大に広がるんだと実感です。

ちなみに、それだけ数奇な運命をたどって地球に含有された“金”だけに、地球で手に入れられる金は50mプール6杯分しかないんだそうです。

そ、そんなに少ないんだ!
大人な私にとっても、知らないことばかりの授業で脳みそのいろんなところを刺激されまくりました。

知的好奇心を刺激するワクワク体験が“勉強好き”への第一歩

子どもたちが、実際に学校で原子や元素記号について習うのは、中学生になってから。
小学生の春期講座で、しかも低学年の子どもたちもいる場で学ぶテーマに設定するのは違うんじゃない?と思う人もいるかもしれません。

でも講義の最後に書いたノートには、どの子も自ら進んでえんぴつを持って、自分なりのまとめを記入していました。
自宅に戻ってから、今日学んだことをパパママに報告できるといいね。

学んだことは、即アウトプット!

まだまだ柔らかい頭と心を持つ子どもたちにとっては、大人が定めた“難易度”なんて関係なく、いま「おもしろい!」と思ったそのタイミングが恐らく学びの適齢期なんですよね。

現時点の授業や試験では必要ないかもしれないけれど、いまこうして「楽しい!」という記憶と一緒に杭を打っておけば、いずれ単元として教科書に登場したときにもわくわくと前向きに学習できると思うのです。

かおり先生のそうしたおもいが、随所随所で感じ取ることができた「春休み特別企画」、参加した子どもたちも「ほったらかしでも進んで勉強する子」にまた一歩、近づいたのではないでしょうか?

国立オリンピック記念青少年総合センター
好きなメニューをチョイスして食べるのも新鮮な体験

勉強好きで知的な子どもを育てる“作戦”を体系化
『かおりメソッド』をはじめてみませんか?

今回のような講座は年に2回程度の開催ですが
保護者へのフィードバックもあるので、家庭との連携がしやすく大好評です!

「ちゃんと勉強してほしい」という親の願いが先走ってついガミガミ….。
これでは、自分から進んで勉強する子どもには育ちません。子どもを勉強好きにするためには、家庭でのちょっとした作戦の積み重ねが必要なんです。

「では、何をすれば?」

その疑問にまるっと応える『かおりメソッド』
短距離走ではなくマラソンの要素が強い子育てだからこそ、まずは親の側がユーモアとしなやかなマインドを手に入れましょう。

  • あふれる教育情報に翻弄されている方、

  • 毎日ガミガミ言い続けることに疲れた方、

  • 家族を毎日愛おしいと感じて暮らしたい方、

ぜひ、『かおりメソッド』を体験してみてください!

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