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『夜明けのすべて』を観てきました。

※少しネタバレ注意です。

去年の誕生日、松村北斗推しの友達にもらった、瀬尾まいこさん原作の本『夜明けのすべて』。

その映画が2月9日に公開されたみたいで、誕生日に本をくれた友達と観てきました。


松村北斗と上白石萌音の演技が上手なのもあって、原作の独特でおもしろい雰囲気が、そのまま表現されていた。

ストーリー以前に、今回の映画のようなゆったりと時間が流れる映画がとても好き。


例えば、

『愛がなんだ』


『ここは退屈迎えに来て』


『明け方の若者たち』


『南瓜とマヨネーズ』


『劇場』

などなど。


日常に溶け込んだみたいな、共感できて、登場人物が身近に思える、そんな雰囲気の映画たち。

『夜明けの全て』に話しは戻るけれど、この映画を観てからプラネタリウムに行きたくなった。

もともと夜空もプラネタリウムも星も好きなので、改めて宇宙は広くて果てしなくて、でもみんなが見ている空は繋がっていることに癒された。

この映画は恋物語でもなくて、どちらかといえば男女の友情みたいなものが表されている。

お互い違う障害を持っているけれど、助け合いながら少しづつ変わっていく姿もよかったな。


『夜明け前が一番暗い』という言葉。

結局、夜明け前が一番暗いというのは、イギリスの諺で、終わりかけの時期が最も苦しい。 それを乗り越えれば、徐々に状況が変わってくるという意味の言葉らしいです。

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このまま朝が来てほしくないと思う夜だったり、逆に早く朝が来てほしいと思うような辛い夜もある。

どちらにしても、一番苦しい。

でも、必ず夜明けを迎えて、それを乗り越えなければいけないんだ。

そしたらきっと、明るい朝がやってくるから。


痛みは違うけれど、みんなどこかで辛いし苦しい。

それでも助け合えることできるはず。

だからこれからは、夜空を見上げて、『ひとりじゃないんだ』って思うんだ。





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