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【日本語教育】ヨルダンとクライストチャーチ:16年の年月と国境を越えて届いた日本語のスピーチ

16年の年月と国境を越えて届いた日本語のスピーチ

🌈 僕は1999年3月末で公立高校の英語教員を退職、4月半ばにはニュージーランドに移住し、2000年から2010年まで北島のハミルトン市にあるハミルトン女子高校で日本語を教えていました。

10年間で多様な背景を持つ生徒と関わる機会がありましたが、現在も繋がっている教え子の数はとても少ないので、あの時の生徒は幸せに暮らしているだろうかと思うことがあります。

🌈 ご縁は不思議なもの

不思議なご縁のおかげで教え子と繋がることがあります。

ある日、エジブトに派遣されている日本語教育専門家の知人からメッセージがありました。

🌈 ヨルダンのオンライン日本語スピーチコンテスト

ヨルダンのオンライン日本語スピーチコンテストの審査員としてスピーチを聴いていたら、出場者の一人が僕について僕の名前を挙げて語っていたというのです。
 
そのスピーチをしたのは16年前にハミルトン市の高校で教えた生徒でした。
高校卒業前に母国のヨルダンに帰国して、その後ご縁はつながっていなかったのですが、アニメやマンガが大好きで、とても熱心に日本語を学んでいたので強く印象に残っている生徒の一人でした。
 
彼女は母国のヨルダンに帰国した後も、そして、結婚して母親となっても日本語の学習は続けて、コロナ禍中にオンラインで開催されたヨルダンのスピーチコンテストに出場していたのです。
 
おかげで、この生徒の消息を知るとともにスピーチを聴くことができ、後にオンラインで再会することができました。

日本語のスピーチコンテスト、そしてエジプトの友人のおかげで彼女とのご縁が再びつながったことに感慨無量でした。

🌈 感謝を受け取り幸せな気持ちに

スピーチでは、2分50秒過ぎから僕のことを話していて、その部分は僕への「感謝のスピーチ」となっていると感じました。

幸福度を高めるワークのひとつに「感謝の手紙」があります。日常でなかなか伝えられない感謝を手紙で書いて伝えるワークです。科学的に証明された「幸せになれる方法」として紹介されています。

僕はたくさんの感謝、ことばのギフトを受け取り、教師冥利に尽きる感激で、とても幸せな気持ちになりました。そして、僕も感謝の気持ちで満たされました。

人生のご縁は、まるで糸のように細く長く、時に見えなくなっても、つながっているものですね。そして、自分でつなげなくても、誰かがだれかがつないでくれることもある。

人生で巡り合う人、全てに深いご縁がある。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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🌈『人生でめぐり会う人、すべてに深いご縁がある』
🌈 noteを通してのご縁に深く感謝いたします。
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