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4か月フランスに住んでみて、私なりに感じたこと。

結論からいうと、フランスは働くとなると気難しい性格の人も多くて、性格、文化面での衝突を経験することも多そうと感じる。
でも学生として暮らす今、私はとても居心地がいいと感じる。
日本といい意味でも悪い意味でも違うことばかりで、おもしろい!


男性より女性の方が強い立場にある気がする

これは完全に偏見で一括りにまとめるのはよくないかもしれないけど、フランス人男性は、背が低めで、服にもそんなに気を使ってない気がする。パーカーとジーンズがほとんど。おしゃれな人はめっちゃおしゃれだけど。
少食で、すごく細い人も多い。

その一方で、フランス人女性はスラっと背も高めで、美人でおしゃれな人が多い。以前本で、フランス人は服をあんまり持ってなくて、シンプルなものを着ていることが多いと読んだことがあるけど、そうでもない。特に革ジャンとジーンズの組み合わせをよく見かけるけど、スタイルがいいっていうのもあって、余計クールでかっこいいっていうイメージが強い!!

あとは、デートでは、男性が女性の家まで迎えに行ったり、おごりは当たり前らしい。まあこれは日本でも人によるけど!

外見のせいか、わからないけど、なんとなく街を歩いていて、暮らしていて、女性の方が自我が強めで、自由で生きやすい感じが伝わってくる。
私だけかな。。。?

寒い日でも、店の外のテラス席でお酒やコーヒーを飲んだりする文化が好き

フランスに来てすごくいいなと感じた文化の一つ。
多くのヨーロッパの国は、キリスト教の影響を受け、日曜日はミサの日として、お店がほとんど閉まる。こっちに来て初めてモールに行った時、本当に何も空いてなくてそのまま何もせずに帰宅した経験が懐かしい。
今となっては、普段は賑やかな街が、週に1回シーンと静かになるのを見て、一週間が終わったんだなと感じるのが日常になった。家族と過ごしたり、街の公園でジョギングをしている人を見て、心が豊かになる。これもヨーロッパの好きなところ。

話は少し逸れたが、日本では室内の個室を好む人が多く、テラスがある店もそんなに多くない。その一方でフランスではほ夏でも冬でも、テラス席を好むことから、テラス席がある店が多い。

これは、ヨーロッパの過ごしやすい気候のせいなのか。人目を避けたい日本人と、西洋人の違いなのか。。。

フランスでは、店員が客を追い出すということも滅多になく、コーヒーいっぱいで何時間も居座る人も多い。仕事と休暇の区別がはっきりしているからこそ、カフェやバーに行くと、時間を気にせず、友人と語らい合うのが習慣なのかもしれない。

フランス人は、意思が強くて英語しか話したがらないというが、、、

たしかにそういう人も多い。私のマンションの管理人も、私があんまりフランス語を話せないというのを知っていながらも、必ず第一声はフランス語。メールでのやり取りも、私は英語で送り、返信は必ずフランス語(笑)
でも、どうしてもフランス語が通じないってわかったら、英語に切り替えてくれる。ふと考えると、これって日本よりは発展してる気がするよね、、、!日本は頑なに、日本語しか話さないのがほとんどな気がする。

なんでだろうって考えた時に、日本ではシンプルに英語が話せないから。
フランスでは、フランスっていう国とフランス語っていう自分の国の言語に人一倍誇りを持っているからじゃないかなーって思った。できるだけ多くの人に、(特にフランスに住んでいるなら)話せるようになって帰ってほしい、フランスの文化に触れてほしいっていう考え方な気がする。

それもこの前、大学の授業で移民政策について学んだ時、フランスは自分の国の政策に取り込もうとするけど、イギリスは自分たちは自分たち、他人は他人っていう傾向があるらしく、だからイギリスが移民に人気という話を聞いた。
何気ない会話や出来事がふとしたところで繋がってるのを感じた時、すごくワクワクするよね♬

性に対してすごくオープン

「海外」では、LGBTQとか、セクシュアルマイノリティーについて寛容だという話をよく聞く。
大学のトイレは男女共用だし(関係あるかは知らないが…)、フランスに来て、それは心から感じる。「僕はゲイなんだ」と公言する人にとてもたくさん出会い、そのような友達もいる。

なんでだろうと考えた時に、相手との距離感の取り方の上手さがあるんじゃないかって感じた。

例えば、性のことに限らず、文化や価値観など、お互い理解できないことはたくさんある。
そんな時、納得いかなくて話し合うこともあるが、時にはそうなんだとそっと自分の心に閉まっておくこともある。
それと一緒で、相手の陣地に踏み込みすぎない関係性が大事なのかなって。これが、人の移動の多い特にEU圏では経験することが特に多いのかなって。

だから、実際今でも、私はそのような友達と話すとき、恋愛の話とか、性別の話とかは避けてしまうけど、無理に理解しようとするんじゃなくて、相手が話したいと思ったら、それを聞く。そういうスタンスでいようと思うようになった。

この内容自体について話すことも、彼らを「特殊な人」扱いしている気がして、何をするのが正解なのかわからないけど、みんなが居心地のいい世界になることを願って、熟慮していきたいと私は思う。

意外とクリスマスのイルミネーションは地味

ヨーロッパというと、大きなクリスマスマーケット。
街中かわいいイルミネーションと装飾で、華やかになるのを想像していたが、私の住むフランスの街はすごく地味。。。

ヨーロッパのクリスマスは、基本家でごちそうを作って、家族と過ごすのがほとんどだから、クリスマス前のスーパーはすごい人で賑わっていたけど、私は留学生で家族も近くにいないから、友達と細々クリスマスパーティーをして、今年は何となく過ぎ去っていった。。。(笑)

でも、久々に日本食で肉じゃが作って、

ワインとチーズと生ハムが最高に美味しかったし、!!

旅行で行った、ドイツのシュトゥットガルトと、ミュンヘンのクリスマスマーケットはすごかった!たくさんの美味しいストリートフードを食べ、そこでクリスマスを味わえたので、不満はなし!!(この様子は、また次の記事でね~♡)

ところで、フランスのクリスマスでは何を食べるんだろうって気になって、友達に聞いたんだけど、、、
・snails カタツムリ (エスカルゴ)
・salmon サーモン
・fatty liver 肝臓の脂肪?
・chestnuts 栗
・turkey 七面鳥、ターキー
などを食べるらしい。写真はないけど、アメリカのローストチキンと、じゃがいもとかよりやっぱりちょっと変わった食材で、オシャレだなと思った。



ということで以上。
フランスで感じたこと5選でした。
また、感じたことがあったら随時書いていくので、お楽しみに~!(^^)!


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