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根拠から考えるメリット

誰しも「先入観」を持っている

先入観。
固定観念。
偏った価値観。

これがあると、コミュニケーションが上手く行かなくなるばかりか、仕事の面でも障害が発生しやすくなります。

しかも、これらは、それこそ“生まれた時から無意識に”刷り込まれてきているもの。
自分にそんな偏った考え方があったと気づくのも難しいものです。

例えば、私は上京して一人暮らしの物件を探した時、大家さんに、
「お部屋にエアコンしかないのですが、冬はどうやって暖をとるんですか?」
と質問したことがあります。
この話を関東生まれ関東育ちの知人・友人に言うと一斉に「( ゚д゚)ポカーン」とされるのですが、地域によっては“エアコン”が家庭に備えられておらず、
「エアコン=冷房も暖房も両方できる」
ということを知らない人がいるということを認識することがなく、
「人間であれば、エアコン=冷房&暖房として使えることを知っているだろう」
という先入観があるから起こることなのですね。
(ちなみに、それを知った関東の方々には、
「じゃあ北海道の人たちは冬にどうやって暖をとるの!?」
と質問されます。面白いですね。)

こんな「認識の違い」を感じるのも時には笑い話になるので良いのですが、日常生活に困るレベルの先入観だったり、何か障害を作ってしまうものの場合は困るわけで。

ではどうしたら、先入観に気づくことができるのでしょうか。

実例1:体に取り入れるものについて考える

「現代はみんな食べ過ぎ!江戸時代なんて1日2食だったんだそ。そもそも1日3食の習慣から見直せ!」
「食事はできるだけ細かく摂った方がいい。1日5~6食がおすすめ」
「○○を食べると健康になれる」

巷には“医師監修”、“医師がお勧めする”とのフレコミの元、たくさんの相矛盾する“健康的な食事”についてマスコミなどで紹介されています。
テレビで紹介されると、次の日にその食品が店頭から消える、という現象もかつては(今も?)ありました。
食品ではないですが、サプリも同様ですね。
今は、ネット広告も大流行していますし、ネットワーキングビジネスで友人・知人から紹介されて、そのサプリにはまっている人も多くいるかと思います。

ただ、食事の回数に限らず、あらゆる健康情報には、メリットや効果と同時に、デメリットや、使い方を間違えることによる副作用が必ず存在します。

根拠がないものは論外として、どのような効果があるか、副作用があるのか、それぞれのメリット、デメリットをちゃんと考え、「本当に自分にとって必要なの?」と吟味してからはじめて取り入れるのが理想ですね。

私の例ですが、自然療法の補助として、アロマ(エッセンシャルオイル)を使っています。
たまに飲んだり原液塗布したりもしていますが、これは、それぞれのアロマの主成分の化学構造を調べ、さらに、有機化学を専攻していた経験から、
「この成分なら毒性は低いだろう」
「このくらいなら手につけても心配ない」
「これ系は薄めても塗布厳禁かな」
というのを細かく判断して行っています。

食事も、いろんな健康、美容に関する本を読みあさって、納得したものを自分の身体で試してみて(いろいろ失敗しつつも)、ということを行っています。

実例2:コロナワクチンについて

実は、私、1度もコロナワクチンを売っていません(笑)
一人暮らしかつ完全在宅勤務、友人が少なく遊びに行くこともほとんどなかった(コロナ初期)ため、誰かから感染することもないだろう、むしろ、ワクチン打ちに行くのがめんどくさい、という理由もありました。

ただ、それは、“表向きの理由”。
本当は、ワクチンに対する信用がゼロだったから、です。
もちろん親兄弟には、
「ワクチン打っていないと感染するから打ちなさい」
「ワクチン打っていないと重症化するんだよ」
と言われ続けていましたが、感染する可能性はほぼないし、よしんば感染したとして、重症化のリスクも低いと判断したと主張し、かたくなに拒否。

実際、コロナワクチンがどういうものかを知れば知るほど、ワクチンに対する恐怖しかなくなっていきました。

コロナワクチンって、遺伝子情報(メッセンジャーRNA)を体内に注入し、体内でコロナに対抗する抗体を作るというものなのですが…。

身体の中で異物を作らせる、身体の中に自分の物でない遺伝子を入れるって、どんだけヤバいことをしているのか。

普通の遺伝子治療も、長年の研究と臨床試験を経てやっと認可が降りて実用化されるものだと言うのに、臨床試験もそこそこ(国民に接種させることで臨床試験の代わりとしています)、効果も定かではなく、長期的な危険性もわからないものを国民に接種させようと圧力をかけている。
そのこと自体に違和感も覚えたし、誰かの陰謀が働いている気しかしない。それが正直な理由でした。

それに、謎の異物は身体が排除しようとするため、通常の免疫システムにも影響が出ます。
実際にコロナ騒動が落ち着いた昨年、私もコロナにかかりましたが、ワクチンを3回ほど打った妹よりもだいぶ症状が軽かったことでそれが証明されました。
(同時期にかかった別の例で、ワクチンを打った人と打っていない人の、症状の経過がほぼ一緒という実例もあります)

世の中にはびこる煽動情報

ワクチンを打つことを推奨するにせよ、特定の食品を買わせることにせよ、そこには必ず、
「人々にそうさせることで、得をする人たち」
が存在します。
得てしてそのような人たちは、“人をその気にさせる”ことがとてもお上手です。

魔法のようなメリットがあるように見せかける、恐怖を煽る…。

心が動かされ、
「こうしなくちゃならないんじゃないか?」
と焦った時こそ、立ち止まって。

根拠から考えて、じっくりと検討する癖をつけることで、不要だったり危険なサービスを回避することができるようになります。


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