見出し画像

親としての判断とは何か

おはようございます
本日、入院生活6日目の朝です。
今、なぜ入院することになったのか、それに至るまでの経緯を書きたいと思います。

まずはじめに入院は長女がしています。
長女は知的障害があり、上手く人に感情を伝えられないということ。

今回の入院はわたしが母親としての判断を誤ったことで入院に至ったものだと思っています。

時は遡り、2月15日、
娘は帰ってきてから「お母さん、今日学校で転んだんだよ〜」と言ってました

私「大丈夫だった?」
娘「ちょっと痛いけど、大丈夫〜」

私はこの言葉を簡単に捉えてしまったのだ。今、思えばこの時、娘が痛いことを訴えた最初だった。
単に子供あるあるの転んだものだと簡単に聞いていた。

16日の朝、発熱した。
インフルや溶連菌が流行ってる時期も重なっててっきりそうだと思って学校を休ませ、安静。
17.18日と熱がなかったから本人も凄く元気でいつもの変わらなかった。
足が痛いと言ってたけど、高熱による関節痛だと思っていた。

普段通りに19日登校させて20日に発熱。インフルや風邪の割には咳も出ない、鼻水もない。本人は至って元気…ご飯は食べれてる。
もう1日様子を見よう。

そう思った翌日21日発熱はそのまま。
やっぱり病院に連れていこう…

私「熱あるから病院行こう。トイレいっておいで」
娘「わかった。」

娘起き上がって、歩いて行った。
あれ?何か歩き方がおかしい?
ずっと熱で寝てたせいか?
でも、何か違和感を感じる。

娘が戻ってきた

私「足どうしたの?痛いの?」
娘「足痛い」
私「いつから?どんな風に痛い?」
娘「日曜日くらいから痛い、歩いたら痛い」
私「足のどこが痛いの?」
娘「ここ痛い」
(右の股関節付近を指さした)

私「え?そんなとこが痛いの?膝の後ろとかじゃなくて?」
娘「うん、ここ痛い」
私「ちょっとお母さんに見せてみて」

パジャマを下ろす

その足を見て私は愕然とした
熱はインフルや風邪なんかじゃない!
足怪我してるからだ!と

娘の足は真っ赤になり、大人の私の握りこぶしくらいに腫れ上がっていた

足を引きづりながら歩いてたのはこのせいだと初めてその時に気づいた。
なんでいつからこんなことに…
後悔してもしかたない。病院に早く連れていかなくては…

向かう道中にいつからこんなになってたんだろ?なんでこんなことに…
あれこれ考えて思い出した。

先週、学校で転んだってことを言ってた。まさか、その転んだのがこんなことに?

いつもの通ってる病院の整形外科受診。
レントゲン撮って骨に異常なし。

医師A「重症の打撲ですね、骨に異常はないので冷やして痛み止め飲んでおけば大丈夫です」
私「わかりました」
医師A「また2週間後に来てください」

そう言われ、言われた通り冷やして生活してたけど。腫れが引けるどころか色変わってる気がする。

1週間後…

痛み止めが切れて、貰いながらちっとも腫れが引けないこと。熱が出っぱなしなことを伝え娘を連れて受診。

別な医師が診てくれた。

医師B「1週間経ってるのにまだこんなに腫れてる?ちゃんと冷やしてます?」
私「言われた通り冷やしてます」
医師B「冷やし方足りないからきちんと冷やしてね」
私「わかりました」

痛み止めと解熱剤をもらって帰宅。

冷やしてるんだけどな…
まだ足りないのか。

今月5日、本当は次の日が整形外科受診だったけど、熱は出てる。ちょっと咳はしてるから風邪もひいたのかもと。
同じ病院の小児科を受診。

諸々いろんな経緯を話した後、

小児科医「熱が出っぱなし。ほぼ2週間..喉も異常なし、鼻水も出ない。軽い咳くらいと。ちょっと足見せてごらん」

娘が足を見せる

小児科医「うわぁ、、これは酷い。これは普通じゃないから検査しないとダメだね。即入院して検査しよう」

私「わかりました」

3月5日にそのまま入院。
整形外科受診。

医師C「2週間経ってるのにこんなに?どんどん悪くなってる?」

私「だから先週もここにきたんです!痛みも腫れもどんどん酷くなってきて、歩くのもやっとになってきて。
でも冷やしが足りないって言われて帰されたんです」

医師C「MRIすぐ撮って中に水か血が溜まってると思うからそれが何なのかはっきりさせましょう」

MRIを撮った結果
「右大腿皮下血腫膿瘍」と診断

その日の夕方に手術をすることになり、腫れも痛みもだいぶ引けた。

今は抗生剤を打ちながら、中に溜まった血腫や膿が全て出きってしまうように処置してもらっている

私は今回のことで、娘を信用してないわけではないけど、ちゃんとよく向き合って話を聞いてあげないとだめなんだと痛感した。

普段から痛みに強く我慢しやすい娘だとわかっていたのに、もっと早くに気づいてあげれば良かったと後悔した。

「お母さん、大丈夫だよ」

のその言葉を鵜呑みにせず、
その時にちゃんと見てあげてたらここまでならなかったのかもしれない。


後悔してももう戻らない。
次にこういうことが起こらないように母親として、娘の言葉をきちんと受け止めて伝えようとしてることを見逃さずに聞いてあげようと心に誓ったのです。

今回の件で、学校とのやりとりがさらに問題となっています。

次回、「学校対応とは」でお伝えしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?