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地域の体育祭で「大人達のガチ綱引き」に参加してきた話。~一緒に笑い合える人たちがいる幸せ~

今日は、私が住む地域の体育祭があった。



住んでいる地区ごとに、それぞれ住民から選手を募り、様々な競技で戦って順位を決めたり。
みんなでお弁当を食べたり。
まあいってみれば、地域の住民たちの親睦を深める的な要素が強い秋のイベントが、この体育祭。


この数年間はコロナ禍だったってこともあって今日は、数年ぶりの開催だったようだった。



我が家はこの場所にマイホームを購入し、住み始めてもう十年以上になる。

そんな中で今回、初めて知り合いのママさんに誘ってもらって私は、「綱引き」に参加してきた!笑


完全なる大人たちだけの、ガチ綱引きである。


↑ネットからお借りした
イメージ写真


それぞれの地区の参加者は、男性10名、女性10名の計20名。老若男女入り乱れ状態だ。



地域の体育祭というと、ご年配の参加者がメイン、というイメージが私の中にはあったのだけど。
そこは意外なことに若者たちの参加者も多くって、私の地区では、若手の素直そうな二十歳前後のメンズ達なども数名参加してくれていたりもした。

(なんだか彼らが、めっちゃ「大人としての心の闇」などとは、無縁なような初々しいメンズ達に見えてしまい、そんな若者たちを目尻を下げて微笑ましく思いながら眺めてしまった私がいた。
視点が完全に母目線だった。これが40歳という年齢のリアルなのか。)



そうかと思えば私と同世代のパパさんママさんがいたり、またまたそうかと思えば、60歳前後の取りまとめ的立場でその地区の重鎮、みたいな存在のおじさんたちがいたり、そして子供たちが走り回っていたり………。

と、とにかく色々だった。




そしていざ綱引きの招集が掛かりメンバーが集うと、

「前が男性たちで、後ろが女性!背の高い人から並ぶのが昔からの綱引きのやり方なんだよ!」という重鎮さんがいたり。

そうかと思うと「もう今の時代昔からのやり方で、なんて古いわよ!男性陣で前後を固めて、中間に女性を投入した方がいいんじゃないの?!」というママさんがいたり……


様々な意見が飛び交うのを、この体育祭の現場では新参者の私は、そっと静かにその様子を観察してみていたのだった。



この綱引きをはじめ、参加したどの地区の方々も、
どの競技に対してもリアルガチの情熱で、そこが今日はほんとすごいと思った。

昔ながらのやり方を推奨する重鎮さん。
そしてそれに臆することなく意を唱える若手女性。

それはまさにこの社会の縮図のようだな、と私は思って「こういう世代を超えたポジティブディスカッションは有意義なことだな!」とか、そんなことを一人脳内で考えていた。



そして綱引きの結果的には、私たちの地区は参加5チーム中、最下位だった。笑

だけど、パ〜ン!!とピストルの音が鳴り、いざ綱引きが始まってみると、なんだかすっごく楽しかったのだ。アドレナリンのような脳内物質が排出されていたせいだろうか。

チームのメンバーも、皆ほんと一致団結!って感じで全身全霊で綱を引いていた。かなりいい勝負だったと思う。負けてしまったけど。



綱引きを自分がやるなんて学生の時以来だったし、正直出掛ける前はちょっと億劫にも感じてしまっていた。

でもいざ行ってみると、私の地区の参加者の方たちは皆さん良い方で、気心知れた仲良しのママ友と一緒にお弁当も食べて近況を報告し合ったりもできたし、とにかく楽しかった。

閉会式では、地区の重鎮のおじさんたちと笑い話をして、ほんとに皆さん笑顔がかわいい。笑
そして彼らは、ここぞとばかりに親父ギャグを炸裂させまくっていた。

この人たちがいるこの地域に住んでいる私は、
幸せ者だと思った。



いつも思う。

私はやっぱり周囲の人々に恵まれているんだよな、と。みんな優しいし、そこには穏やかさしかない。



時には辛くなってしまうこともあるけど。
生きてれば。

それでも私はこれからもこうして、一緒に笑い合える人たちと一緒に、この地域でずっと暮らして行きたいな〜と思った。




ここまで読んでくださってありがとうございました。


〈あとがき〉
私マナヒロは今後オンラインにて、自らがお客様のご相談を受ける「人生相談室」をやるために、
現在準備中です。

そして、少しでも私という人間の雰囲気を知っていただきたくてラジオもやってます。
もしよろしければお聞きください!↓🙇












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