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自分と思春期の娘のADHDグレーゾーン傾向に気が付いたって話と「じゃあADHDって一体何なん?」てことを調べて考えてみた話。

昨日、中二の娘の三者面談があった。


娘の担任の先生のお話によると娘は、部活動をよくがんばっていてお友達にも恵まれて、基本的には問題なく学校生活を送れているようだったので、そこはひと安心した。


ただ先生も仰っていたのだけど、娘が生活を送る姿には、家族から見ても今までにも気になっている点が多々あった。


彼女は、クリエイティブ系の能力、そして才能がずば抜けていると私としては思っている。
絵やイラストを描くこと、手芸作品を作ること、工作をすること、楽器を奏でることなどが好きで得意な娘…………

でもその一方で娘には特に中学生になってから、忘れ物が異常に多い、物を片付けられない、提出物の期限が守れない、授業に集中しきれず数学や英語などの授業中には特に多動傾向になる、異常なまでの偏食……………

といったことが複数、顕著に現れるようになった。


…………………………。


「私の娘にはADHD(注意欠陥・多動性障害)傾向があるんじゃないのか…?」


って事に、今朝ようやく気が付いた。
夫と話をしていて。

症状の内容的に考えて、恐らくは軽い方…
グレーゾーンの領域だろうな、とは思うが。



幸いなことに娘は、そのおとぼけキャラというかほわんとしている所というか、そのような部分を慕われてなのか何なのか、やさしいお友達に囲まれていて。

周囲の人々にたくさんフォローをしていただきながら、毎日の学校生活を送れているようなのでその点は親としては安心しているし、娘のお友達には感謝の気持ちでいっぱいだ。


というよりも…………

今まであまり頭になかったけれど娘の件でネット検索をしてみたところ、母である私にも、若干のADHD傾向があるんじゃないか………………?てことに40歳になろうとしている今、ようやく気が付いた。


おいおいおいおい……………

待て待て待て〜い!!笑…………………

急に?新事実!!!


私にはHSP&エンパス気質そして統合失調症の遺伝子があって、私の母は統合失調症。そして父は高次脳機能障害を抱えながら暮らす。


その上今度は娘……………?

そして、ようやく自分自身もADHDグレーゾーンでもあるのかもしれない……てことに今更気が付いただなんて。


もう私の人生そして家族、あらゆることのオンパレード過ぎて、こうなるともう笑うしかない(⁠+⁠_⁠+⁠)

私はエッセイストになりたいのだから、波乱万丈人生上等じゃねーか!全部を執筆の糧にしてやる!!


て、思いたい…………

はあ〜……………………



だけど、この事実に衝撃を受けてばかりはいられないか。

HSP&エンパス気質も統合失調症もADHDグレーゾーンも………ただそう名前が付けられているだけで、それらは皆その人の個性である!

私はそう考えている。


こうなってみてから冷静に過去を振り返ってみると母である私はそうとは知らず、忘れ物が多かったり、片付けられない娘に対し声を荒げて怒ってしまったことも多々あったよなあ………って。

娘には今土下座をして謝りたい気分だ。
申し訳なかった。


ただ反省はこれくらいにしてこれから、をどうして行くか?だ。大切な所は。

家族全員で今まで通り、足りないところをお互いに補いながら、マイペースに共に生きて行けばいい。


そう今必死に自分で自分に言い聞かせている。



〈母である私の方に今まで見られて来た
「軽度ADHDグレーゾーン」と思われるような症状の数々↓〉


~注意欠如・多動傾向~

・物事を順序立てて行うことや時間配分をすることが苦手。
・何かをしていても別のことが次々に気になってしまう。
・そうかと思うと、まっしぐらに一つの事に全集中してしまい突っ走ってしまうことも多々あり。
そうなるとそれ以外のことが疎かになりがち。

~衝動性~

・しゃべりすぎることが多い。
思ったことをすぐ口にしてしまったり、
※相手が話の途中であるのに自分が話始めてしまったりする。(→※これは特に過去友人に「直した方がいい」と指摘され、ハッとして自分にはそんな所があるんだって気が付いた。それからは極力気を付けるように心掛けている。)

・衝動買いが多い。
欲しいと思ったものは後先考えず思いのまま買ってしまうなど、自身の欲求をコントロール出来なくなりがち。(私の場合は衝動買いといっても、そこまで高額商品を買うようなことはまずしないし、案外と自分は金銭的な部分の感覚はシビア寄りなんじゃないか……とは思っている)

・急に思い立って外出をしたり、とにかく急!!な行動が多い。

一部を
「医療法人東横会 心療内科、精神科 たわらクリニック」
のHPから引用させていただきました。↓



こうなってくるとマニアックな気質持ちでもある私としては、ADHD傾向の人の脳内は一体どのようなメカニズムが働いてそうなっているのか?そうなる原因って何なん?てことでもう頭がいっぱいになってくる。



そんなこんなで先程引用をさせていただいた「医療法人東横会 心療内科、精神科 たわらクリニック」さんのHPを読ませていただいた。


現段階では詳しい原因は分かっていませんが、ADHD傾向の人は生まれつき、脳に何らかの機能異常があると考えられています。その為、主に二つの原因が挙げられています。↓

①大脳にある前頭前野の機能調節に偏りがある。

➁脳内の神経伝達物質が不足している。
→神経伝達物質にはノルアドレナリンやドーパミンなど意欲や興奮に関わるものや、セロトニンなどの抑制性に関わるものもあり、ADHDの方はこの神経伝達物質の量が少ないことが原因で、正常に情報が伝えきれていないのではないか?と考えられています。

「医療法人東横会 心療内科、精神科 たわらクリニック」HPより引用


「脳内の神経伝達物質が不足している」

やはりか………と思った。

私は素人なので、あくまでもこれはそうなんじゃないか?の推測の域を出ないのだけど。

私としてはHSP気質も、この脳内の神経伝達物質である「セロトニン」やらが生まれつき少ないってことが大きな要因になっているんじゃないか……?って、そう考えてみている。おそらくは私も娘も脳内の活動部位に、アンバランスが起きやすい傾向があるのではないのかな?



それなので、自分の子供にこれらの症状が見られるから…などといってそれは、親御さんの育て方、とかのせいでは決してないのだ。生まれつきだ。

だけど今私は、「私が娘をそのように産んでしまったから、彼女は大変な想いをしながら生きて行かなければならないんだな…………」などと、少し考えてしまっている。




だけどだけどとにかくHSP&エンパス気質も統合失調症もADHDも、生まれつきで遺伝的な要素が大きい「宿命」のようなものなのだろうから。

母である私がこうして自分を責めても、誰も幸せになんかなれない。


大切なのはそういった特性をもつ自分のこと、そして子供なら子供のことを理解し、そのまんまを受け入れ、その自分もしくは子供の特性や才能を活かしながら生きる道を見つけて行くこと。


先程ご紹介したHPにこうあった。↓

ADHDの方にとって難しいことには、ともに対策を考えることやポジティブな言葉をかけることを心がけることで環境は大きく改善されることでしょう。
また、多動性・衝動性の子どもはエネルギーがあふれています。その場合はスポーツやレジャーなどエネルギーを発散できる場を設けるとよいです。

「医療法人東横会 心療内科、精神科 たわらクリニック」HPより引用


私もそうだ…………

本当の自分で生きる道を見つけられてからの特に最近の私は、エネルギーが湧いてきて湧いてきてもう、爆裂スタイルで生きている。



生きる上で、トライ&エラーは何度繰り返したっていい。そのまんまの自分で生きられる道がきっとあるはず。

私もこれからもそうして前向きにやって行きたいと思う。






ここまで読んでくださってありがとうございました。





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