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disるということでしか得られない栄養

正直言ってあると思います。
直接ではなくて、その場にいない他人もしくは見えない敵をdisる時にしか出ない脳内物質のようなもの、絶対ある。

たとえば、陰で悪口を言う、Twitterで毒を吐く、オンラインゲームでクッソ~何してんねんと味方や敵に怒る、レスバで相手を言い負かす、アンチなコメントを書いてみる、必要以上に被害者ぶって騒ぐ、などなど。
主にインターネットにて得られる栄養かと思われます。

正直さ、そうやって自分のネガティブ感情をどこかに出す時、他人を少しだけ見下すとき、disるとき、人のせいにするとき、ちょっとだけ気持ちよくない?
そんなとき、ない?
私はあるよ。何回もある。

それで笑ってくれたり共感してくれる人がいるなら更に、何かおかしな脳内物質が出て気持ちがよくなる。
言い返されたりしようものなら「やってやらァ‼️」もしくは「私可哀想すぎ~ぴえん」と、ドーパミンドバドバの状態になったりね、いわゆる興奮状態ってやつだね。
まったく、お恥ずかしい話でございます。

まあ人間悪口全く言わないとか無理だし、そういうときもあって良いと思うの。
怒ってる姿って人間らしいし、笑いに代えられたら自分もすっきり。
笑いにならなくても、なんか人のいるところ(ネット)に放出すると自分が許される気がして、ちょっと救われるよね。発散大事。

しかし、disりから得られる栄養はゆっくり効く薬物のようなもので、それが習慣化されると、だんだんと自分を蝕んでいく。依存していく。
それがないと気持ちよくならない、気分が上がらなくなる。
そしていつしか、disり芸が芸じゃなくて自分のキャラクターになっていく。

そして、自分の吐いた毒に呑まれていく。
いつかそれは全部自分に返ってくる。
いくらこっちが被害者でも、可哀想でも、
面白おかしく言ってたとしても、
ずっとその栄養に頼り切っていると必ず報いが来る。
と、私はそう信じてる。

悪口disり多め(と認識できる)キャラクターの人って、やはりどこか不幸そうだし、ものごと全般に対して、disるために「よくないこと」をわざわざ探しているような、減点法な捉え方になっていく気がする。

でも、本人はめっちゃ気持ちいいんだよね。
うんうん理解るよ、それは彼氏が悪いね。
とか言ってもらえると更にンギモチィィィィッてなるよね。

それでもいいんですよ。
ただ、この栄養は薬物だなあというのと、
気持ちよくなってることは認めた方がいいかなと思った。
呑まれたらアカン、stop常習disり。
どうしても常にやり続けたいのならMCバトルに出場してラップで殴り合え。男なら死ねい!

disから得られる特有の栄養だけ抽出して、チュチュッと静脈注射でもしたら最高にメンタルが安定しそうだ。
でもそんなことができるようになるのは最短でも1億年後くらいだろうら、
今日もTwitterや日記で小さな毒を吐く。
形を変えて、小さな気持ちよさを得る。
毒がこれ以上大きくならないように。

と、最近溜め込みすぎて大爆発を起こし
その爆発で大怪我をしてしまい、まだ立ち上がれない私a.k.aばくだんいわでした。

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