noteアイキャッチ蓮

あれから四半世紀 これからどれだけ生きてるかな?

亡き母が私くらいの年齢のときに
「若いっていいなあ」とよく言っていた。


私は、「若い」ということに羨ましさを感じたことはない。


でも好奇心旺盛な私は「あと何年生きていられるのかな?」ということに
焦りを感じることはある。


母は73歳でこの世をあとにした。
とするとその年齢まであと20年かー。


時間が足りないかもしれない。


毎日、寝る時間がもったいなくて
眠くなるギリギリまで何かしらの創作をしている。


どうせいつか死ぬのだからぼーっとしててもいいんだけれど
なぜかそういうわけにいかない感じがしてて
ともかく一分一秒たりとも無駄にできないと思う。


昔は人生50年が相場だったのだから
もう余命を告げられたのとそう変わらない。


生命というものは子孫を残せばもう役割は終わったようなもの。
医学の発達や食べ物が豊富にあるということで
寿命は長くなっているけれど
生命的には役割は終わっているんだと思う。


10年前なんかつい昨日のことのよう。
20年前もあのとき何をしたとか
(リンクは限定公開のYoutube動画です。
私の現在と20代の頃のライブの映像です。
チャンネル登録お願いします)
何を話したとか色々憶えている。
「あっ」という間に通り過ぎてきた。
この調子でいくと気がつけば70歳。
いや、そこまで生きているだろうか?

若い頃は失敗も挫折も無力感もあって
私なんて生きている価値なんかないと思っていた。
いつも「私なんか消えてしまえ」と思っていた。


23歳で結婚して25歳で出産をして26歳でシングルになり
メジャーデビューをし
20代は何がなんだかわからなかった。
滅茶苦茶だった。
無我夢中でひたすら前に進むのみ。
ストップしている暇はなかったなあ。

スタジオに入るときにはまだ赤ん坊だった息子に耳栓して
抱っこしたまま練習をしていた。

そのうちスタジオにはベビーベッドを置いてくれるようになったり。
私の本気に周りが圧倒されて協力してくれるようになり
ありがたかったなあ。

子供ができてからは弱音も吐いていられなくなり
本当に強くなった。
稼がないと!という思いで必死だった。
プロフィールと音源持って飛び込みでプロモーションしたりしてた。
今も当時の仕事関係の人はほとんどつながっている。
私のことも息子のこともずっと見守ってきてくれている人たち。
本当にありがたい。

2018年の夏、
私が26歳のときに
一緒にメジャーデビューしたシゲゾー氏と
17年ぶりに再会をすることがあった。
当時「らんま1/2熱闘編エンディングテーマ「虹と太陽の丘」でデビューしたのだけれど、そのカヴァーをしたくて連絡をとってみた。
そしたら、母が亡くなっていたことを知り手を合わせに家に来てくれた。
そのことがきっかけで、また一緒に音楽をしよう!ということになり
半ば強引に #招福ハレルヤ で活動を始めたのです。

あれから四半世紀。ここから四半世紀、どうなっていくのだろう?
ともかくワクワクしながら活動を続けていきたい。
ワクワクというのは無理にするものではなく、勝手にそうなるもの。
そしてワクワクは止まらない。
若い頃よりもむしろ今の方がワクワクしている。
それは「できること」がたくさん増えたからかもしれない。

アナログ世代の私たちが
配信をしたりこうやって”パソコン”や”スマホ”を使って頑張っている。
頑張っているというよりは
「できないこともやっていればできるようになる」という
経験からくるもの。
何でも諦めずに続けることだ。
継続は力なり。そして経験は宝なり。

「若いっていいなあ」というよりは
「年をとるっていいなあ」と若い人たちに思ってもらえるように
走り続けます。

#招福ハレルヤ どうぞよろしく。


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大変大変感謝申し上げます