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社内取材③お客様と大切な故人をつなぐ「ご供養コンシェルジュ」な仲間

ご供養業界「偲ぶことの真ん中と向き合う」会社
株式会社まなか広報室・壱号のお独り広報室立ち上げ赤裸々日記。
転職新入り&広報未経験者が、広報記事でなくご供養業界突撃している日記になってるnoteです!
着任早々、まず取り組んだ社内取材したまなかのなかま記録③――墓石事業部!紹介します♪


まなかプロデュース墓苑を届ける・つながりを育むお仕事

株式会社まなかは、前回ご紹介したように地域に根付いた歴史あるお寺と組んで、開発プロデュースをしています。
その1つとして、大切な人たち(遺して逝く人・遺される人)をつなぎ続ける場所となる「お墓」を作ってます。

そこのお墓を実際に、販売・管理・運営するのが「墓石事業部」です。
墓苑の経営主体はお寺です。現場の作業を委託いただいて、お寺とお客様をサポートする立場としてまなかは参加しています。(現在、4か所にある墓苑施設の詳しい魅力は「まなかな場所」で紹介しますね~)

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※資料と一緒にお届けしている施設のお便り※

今回は、墓石事業部のお仕事!
要するにお墓の営業……と思っていたのですが、あ。実際、販売・説明スタッフでもあるのでそういう意味では「営業」なのですが……これまで地元や大人になって見聞きしていた「霊園販売営業」の様子とちょ~っと違った……!

基本的に、1組ずつご予約いただいての現地対応でご案内しています。
施設の説明を丁寧にして、がっつりトーク……ではなく。逆でした。
お客様のご状況やお探しの希望、条件などのヒアリングのため。
ひと言で「XXXXっていう形のお墓がよくて」と種類をおっしゃられても、XXXXにどんなことを求めているのか?十人十色だったりします。

THE「ご供養コンシェルジュ」が墓石事業部のお仕事。

このご供養という言葉。
それぞれでイメージされる内容やカバー範囲が個々あるかと思います。
お墓の種類の呼び方でも、同じように結構みなさんの中で「こういうものだよね」というイメージがあって、会社や施設によって内容が違ったりします。なので、ヒアリング大事。

**余談** 壱号は、これまでの仕事で10代と関わる機会がありまして。5年くらい前でしょうか。2世代は若い面々と、なにかの流れでお盆行事の話題になって……「ご供養だからねぇ」というようなコメントをしたら……その時そこにいた6名ほどのワカモノから
「えっ?! 心霊スポットなんですか?(※話題に出ていたお盆行事の観光地)」
と反応されたことがあります。「えっ!?」返ししてしまいました。
ご供養=なんかオカルトなお祓いを指すとその時に居合わせたワカモノたちは思っていたそうです。
実際に信じているかとかより、エンタメのフィクションの中で登場している言葉や演出の影響が大きかったのかな?
※この世代全員がそうイメージ連想するわけじゃないと思います。またそれがおかしいとか間違えているという話ではなく、イメージが違う一例でした……。

まなかの言う「ご供養」とは?

「大切な故人を想うこと」「遺された人たちが前向きに、故人と関わること」全部指しています。

一般多数の、仏式のご法要ももちろん、宗教宗派、魂や霊の在り方の信仰や考えを超えて、全部全部まとめて……
ただ、事実、今を生きている人が、大切な故人を想うこと。それを形に、行動にすること。全部。ご供養。
生前のことを思い出す、記憶をめぐらす、という人もいるでしょう。
見守ってくれていると感じる、感じたい人もいるでしょう。
どこか次の世界を仮定して、そこで幸せに過ごしていてほしい、と願う人もいると思います。

そういう全部。ご供養。
まなかは、人が人を想う自然でうつくしい気持ちを形にする機会――故人に特定すれば偲ぶことの場所や道具を、受け皿として用意したい――と願っています。

なので、ご供養コンシェルジュは、そういう場面での
「これってどうしたら?」
「こんなことしていいの?(しなくてもいい?)」
「こうしたいんだけど、できますか?」
に答え・応えるプロフェッショナルです。

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※ご供養コンシェルジュ・Hっしーさん(の背中)※

実際に墓苑にお邪魔して、どんなご案内や業務をしているのか見学させてもらったり、会社も業界も無知代表壱号・お客様役でロープレしてもらったりしました。

その時に、「あとはこの近隣で、壱号さんの希望される形や近い形のお墓があるのはA社霊園、B社霊園、あとは路線が変わりますがC社霊園にありますよ」とさらりと、近隣霊園一覧を取り出しての案内がありました。
「C社霊園?」と思わず他社霊園の名前を確認したら、現地からその駅までのルートと、C社霊園の駅からの行き方を教えてくれました。
そして、お渡し資料をまとめながら……ご供養コンシェルジュに「一度、そちらもご覧になってご家族みなさんで相談されてみてください」とニコニコと……売られず、お見送りされました。

これは、広報として近隣競合他社さんもしっかりチェックしておいたほうがいい、という先輩からの助言なのか――?
それほどまでに、とんちんかんな質問をかましていたということか――!?
お客役失格、出直して来いという厳しい指導なのか――!!!

お客様の本当に大切な想いを優先するために

その後、何か所か、他社霊園やビル型のいわゆる納骨堂も見学に行きました。半分はリサーチ、半分は割と自分自身の人生設計の参考に……真剣。
どこも、当然、売り込むというか「買ってください」のようなトーンは無くて、みなさんやっぱりとんちんかんだったろう質問にも詳しく説明してくれました。
方針や制約条件などで「これが普通(一般的)なので」ってところは特色が出ていて、みんなそれぞれ「普通」があると勉強になった……。

壱号が巡った時には、たまたまかもしれませんが、どこからも先方から「近隣で探している同条件の施設」は案内されませんでした。
質問してみたりもしましたが「うーん、そうですねぇ。納骨堂は都内にいっぱい増えてますから、(検索してみては?ってことかな??)」や、「弊社はあとD駅とE駅に、納骨堂施設を運営してます」という系列ご案内でした。

※まだまだ見学しつくしたわけではありませんし、都内は数が増えているとはいえ、土地事情もあって「この近く」に選り取り見取りで施設があるわけでもないことも……。案内しようがなかった可能性もあります。

まなかのご供養コンシェルジュ……徹底して、コンシェルジュ優先。その上で、「まなかのお墓」で叶えられる場合に購入検討いただくスタンスです。
先輩は壱号へダメ出し受けたわけでもなんでもなく、基本的に「しっかり比較検討して、家族で相談したほうがいい」という姿勢が「普通」でした。
※探しに来られたお客様のご事情や状況で、判で押したように壱号へ伝えたことを話しているわけではありません。

墓苑やお墓の種類だけでなく、
・おうちの宗派での手配といった一般的なご案内
・宗派不問でも法要したい
・戒名はいただいてないけどお位牌や代わるものが家に欲しいと思う……
・仏式の法要儀式で、家族で区切り事ができないだろうか?

といった一般的な例から「こうしたい」のご要望の相談にも対応しています。

ご供養コンシェルジュ(百月院サイト画面)

お坊さん?仏具屋さん?それとも、どこかの法要会場貸してくれるところの人? これは誰に聞いたらいいんだろう?ということも、「ちょっと聞きにくい……」料金やお付き合い範囲のお悩みなど、幅広い知識と専門性、そして「ルール」に縛られすぎない気持ちや想いを叶えるには?のサポート力が強み。

なお本日、炎天下の中、壱号は運営墓苑の1つへ足を運んできました。そして通り豪雨に襲われて、汗と雨でひどい状態でオフィスに帰ってきました。その顛末……じゃなく、墓苑魅力紹介も「まなかな場所」でお届けしまーす!

(あ。「まなかのなかま」で個別社員紹介するときに、ご供養コンシェルジュ&壱号のQ&Aコーナーとかやろう!コンシェルジュ力披露によさそう……!!)


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