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講義グラレコ 九歯大学生さんからの投稿

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九歯大生理学分野教員によるオンライン講義動画を受講した学生さんからの「講義グラレコ」を紹介しています。厳選した数作品のみ紹介していますが、実際は他にも優れたものがいっぱい寄せられ… もっと読む
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記事一覧

嚥下「講義グラレコ紹介」⑥2023

歯学科2年生の講義グラレコ紹介です。今回は嚥下について。ヒトは中咽頭領域が長く、構造上、…

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体液Ⅱ腎臓「講義グラレコ紹介」⑤2023

第5回目の講義は体液です。ヒトの体液は(ヒト以外でも)、体液量、浸透圧、pHが一定に保たれ…

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筋収縮と体液Ⅰ「講義グラレコ紹介」④2023

第4回目の講義は筋収縮です。第3回目までの講義では、興奮性細胞の代表である神経細胞と、神…

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興奮伝導「講義グラレコ紹介」③2023

第3回目の講義は興奮伝導です。私たちは、指先で何か熱いものを触った瞬間、「熱い!」と一瞬…

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膜電位・活動電位 「講義グラレコ紹介」②2023

 本年度第2回目の講義は膜電位と活動電位です。ニューロン(神経細胞)が伝える情報は”電気…

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生理学総論・膜輸送「講義グラレコ紹介」①2023

 2023年度、新学期が始まりました。九州歯科大学歯学科では本年度から1年生の前期から生理学…

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九歯大学生さんからの講義グラレコ紹介:運動機能Ⅰ 2021

 今回耳石器について簡単に紹介します。ヒトの耳石は炭酸カルシウムの結晶から作られ、約10,000個が平衡斑に存在します。また、”イシモチ”という魚の耳石の断面は日輪(にちりん)と呼ばれる年輪のような構造がみられ、1日に1本が形成されます。そして、年齢推定は日単位で行うことができます。その特徴を利用して、ウナギ博士と呼ばれる塚本勝己先生は2006年に長年にわたる謎だった二ホンウナギの産卵場所を突き止めることができました。興味がある方はこちら!(徐嘉鍵)  それでは、皆様から書

九歯大学生さんからの講義グラレコ紹介:体温調節・発熱 2021

 今回は”体温の調節機構”について紹介されていました。ヒトの平均体温は37℃ですが、犬や猫…

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ヒトの脳はすごい:講義グラレコ紹介 歯学科 神経興奮 2022

 『ヒトの脳を構成する神経線維の長さはどれくらい?』と考えたことがありますか。実は、全体…

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なぜお腹がいっぱいと感じる?:講義グラレコ紹介 歯学科 自律神経機能Ⅱ 2022

 今回、レプチンを発見した歴史について紹介します。1951年、イギリス科学者であるKennedyは…

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運動の仕組み:講義グラレコ紹介 歯学科 運動機能Ⅱ 2022

 今回は小脳のプルキンエ細胞を発見したヤン・エヴァンゲリスタ・プルキニェについて簡単に紹…

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脳の仕組み:講義グラレコ紹介 歯学科 脳と行動 2022

今回は”脳の誕生”について簡単に紹介します。脳が誕生したのは約5億年前のカンブリア紀…

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体温調節の仕組み:講義グラレコ紹介 歯学科 2022

今回は”体温の調節機構”について紹介されていました。恒温動物の中に、クマやコウモリ、…

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反射の仕組み:講義グラレコ紹介 歯学科 運動機能Ⅰ 2022

 今回は腱の感覚受容器を発見したカミッロ・ゴルジ(Camillo Golgi)を簡単に紹介します。彼はイタリアの精神病院に勤務している際に、銀を使うことで神経の軸索、樹状突起を黒く染色することが成功した。この染色法は、後にゴルジ染色と呼ぶことになった。この発見に加えて、彼は腱の感覚器を発見した。これもゴルジ腱器官と呼ばれている。さらに、彼は優れた染色技術を駆使し、1898年に細胞内小器官であるゴルジ体(ゴルジ装置)を発見した。1906年に神経系構造の解明に関する業績が評価され