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読書録 「教育格差の経済学 〜 何が子どもの将来を決めるのか 〜」

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概要

題名:教育格差の経済学 〜 何が子どもの将来を決めるのか 〜
著者:橘木 俊詔(経済学者、京都大学名誉教授)
おすすめ度:★★★☆☆
テーマ:人文科学、社会学、経済学、幼児教育、教育格差
必要時間:サクッとコース 40分 しっかりコース 80分

重要pickup

・日本は離婚率が高い先進国の中で一番教育格差が激しい
離婚後の女性の所得の低さが原因
・通塾率と学力格差の因果関係の事実は曖昧である
学力平均上位4県(石川・福井・富山・秋田)の通塾率はワースト4県。家庭学習の高さが関係

所感

・公教育で進学対策を完結できないことが根本的な教育格差の原因ではないか
・であれば、公教育の充実化か公私教育の連携が解決策ではないか
・but 日本の官公庁は先行投資に弱いのか。うーむ

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