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今、そして未来の自分を繋ぐ

人生選択の連続で、
その選択の積み重ねが今の自分を作っている
私の選択の仕方には特徴がある
それは、
『マイノリティを選ぶこと』
なぜか分からないけど、マイノリティに魅力を感じる

あの選択をしたから今の私がある

私は大学を5年通った
ここだけ聞けば、別にそんな人もいるよねくらい
私は大学4年目の後期
単位もそろってるし、卒論を書き上げたけど、
提出しなかった
時計の針を見ながら
ドキドキした記憶はある
出そうと思えば出せる
でも『出さない』という選択をした
秒針が締切り時間を1秒過ぎた途端
なんとなく心がほっとした
なぜなら、もう5年目という道が確定したから

私が『出さない』と決めたわけ

大学通って…就活って…
みんな同じようなスーツ着て
エントリーシート何枚も出して
何と戦ってるんだろう
そんなに焦って何を求めてるんだろう
私はみんなと同じことをするのが嫌だ
心がぞわぞわする感じ
それをしている自分を想像するだけで気持ちが悪い
それは多分、本当の自分じゃなくて
作られた自分だから
私の頑固さ炸裂で嫌なことは嫌だ
やりたくない
どうせやっても見破られるならやらない方がまし
他の人から見たらわがままかもしれない
でも、自分が納得してないことするのは無理
面白くないレールを歩くくらいなら
自分で新たなレールを作りたい
卒業の時期をずらせば
自分はマイノリティになる

何が一体そうさせたのか?

マイノリティ大好き
でも、なぜこんな風になったんだろうか

私は小さいときから、個を尊重している
カテゴライズとか大嫌い
自分を見てほしい気持ちが大きかった
いや、大きくなったのかもしれない

自分でいうのもなんだけど、
たいていのことは問題なくできる
視覚優位で見たもの、目にいれた情景は
ある程度インプットされ記憶できている
人が考えていることが大体分かる
人もよってくる
中間・期末テストはテストの傾向がわかるから
簡単に点数がとれる

でも、こんな私は学校教育では邪魔者扱い
自分を出せば押される
目立つと見えないところに追いやられる
いい成績取れば、そんなのまぐれだよと教員から言われる
私の欠点を探そうと荒らされる
社会のテストで漢字の指摘
「島」の山があと1ミリ右側なんだよね
漢字テストじゃないのにそんなの知るか!

「普通」って何かわからないけど
「普通」っていうものに押し込まれていた感じ
私の思う「普通」は普通じゃない

だから私はマイノリティを選ぶ
マイノリティを選ぶことによって
他の人と比較できないようにする
そうすることで自分を確立する

教師として

学校は好きだけど
先生は好きじゃなかった
あたかも正しいこと言ってるけど
私は正しさなんてないと思ってたから
「何言ってるの?」と心の中で思ってた
嫌な生徒だな~笑

そんな私は今、教師をしている
でもマイノリティは継続中
海外で教員したり、日本語教師やってみたり、
NGOで国際理解教育やってみたり、
今はIB(国際バカロレア)教育に携わってみたり、
いろいろな掛け算をして私なりの教師を作る
そして子どもたち1人1人と向き合いたい

昔に比べると多様性という言葉が広まり
違いを違いとして尊重する傾向になってきている
私がこの時代に生まれたらどうなってたのかな
っていう思いもあるけど、もしかするとこれからなのかもしれない
子どもの可能性はもちろん
自分自身の可能性も信じながら
これからも選択していき、
10年後、20年後どんな風に今を振り返っているのか
楽しみだな

#あの選択をしたから

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