可愛い子には「不自由な旅」を〜子連れ南インド(Part①)
「旅 x 子育て」マガジン、いよいよ実際に訪れた旅の様子に入っていきますよ〜!
2014年8月に旅した南インド🇮🇳の様子、ブログ記事からのリライトです。
もう6年も前かぁ...当時、娘は12歳、息子は5歳でした。
タイトルの「不自由な旅」は、実はわたしの子育てで重要なキーワード。
それは「日常からかけ離れた不自由な体験が、他者への想像力を育むのに有効」だと考えているからです。
写真たっぷりで数回に分けてお届けします♪(画質が悪いのはお許しを!)
●南インド最大の都市ケララ州
南インド最大の都市・ケララ州は、スパイス貿易で発展した貿易港を持ちます。識字率は90%だとか(インド全体の平均は75.6%なのでかなり高い方です)。キリスト教、イスラム教、ヒンドゥ教などが混在するものの、宗教対立は少ない地域だそうです。
わたし自身は、独身時代から数えて3度目。最後に訪れた北インドから実に14年ぶりのインド往訪でしたが、南インドは「食べ物もヒトもだいぶマイルドだなー」という印象。インフラもかなり整っています。
↑コチ空港を出ると、誰かを出迎える人たちが大勢!女性がみんな民族衣装を着ていることで、インドへ到着した事を実感します。(ペナンにもインド系の方々は居ますが、祭事以外はジーンズやスカートの洋装が多いのです)
↑小さいけど、タクシー。空港内にチケット売り場があり、距離に応じて定額制でした。
↑看板もTheインド!交通量は多いものの、北インドほどごちゃついた感じはありません。クラクションを鳴らす回数は、ペナンよりだいぶ多めかな。
↑観光地が集中している港町フォートコーチンまでは橋かフェリーで渡ります。ペナンのフェリーと同じく、車・バイク・人がぜんぶ一緒に乗りますよー!
●無料のトゥクトゥク、そのワケは...
ホテルの前には陽気な運転手のトゥクトゥクが常にスタンバイ!
このトゥクトゥク、乗り物好きの息子は飛びつきました。そしてなんと「フリーで中心部の観光に連れて行くよ」と声を掛けてくるじゃないですかー。え!無料?!と浮き足立つけど、そこにはカラクリが...(笑)
東南アジアにありがちな「土産物屋と運転手がグル」状態です。 つまり運転手は客を乗せて観光地を見せながら、最後または所々で土産物屋へ連れて行く。運賃相当の報酬を土産物屋から受け取る、と言う仕組みになっているのです。
なので、2日目以降はドライバーから声をかけられない!まだ観光していない(土産物屋へ訪れていない)到着したばかりの客が狙い目なのです(笑)
とはいえ、正規運賃でもタクシーの半額以下なので、上手に使えばかなりお得。
8月の南インドはモンスーンの影響で毎日雨が降ったので、安価で小回りのきくトゥクトゥクはとても助かりました。
●ポルトガル統治時代の教会
↑ポルトガル統治時代に建てられたサンタクルス聖堂。宗教建築は細かい装飾が美しくて、つい見入ってしまいます。
↑写真がブレてますが、聖堂内部。荘厳な中にもインド × ポルトガルのカルチャーMIX が感じられます。その規模に圧倒され、子どもたちもしばし呆然…わたし一人なら何時間でも居れそうです。
↑バスコダガマの眠る「St.フランシス教会」
フォートコーチンには古い建物がたくさん残っていて、今現在もミサなどで住民が使用しています。
●新鮮な魚介類はケララならでは
昔ながらの当地の漁法「チャイニーズフィッシングネット」
港の近くにはフィッシュマーケットも。新鮮な魚介類はすぐ横の食堂街で調理してもらえます。
大きいカニもあるよ〜🦀と声をかけられました。
長くなるので、今日はここまで。Part ②、Part③へと続きます!
前回の「旅 x 子育て」記事はこちら↓ インドのパスポートも見てみてね🇮🇳
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