見出し画像

鏡合わせ

宇宙が爆誕した次の瞬間、大量の素粒子と反素粒子が生まれ、対消滅をしていったという話が好きです。

わたしたち、この地上世界、そしていま夜空に輝くすべての星々、森羅万象のありとあらゆる物質を構成しているのはビッグバンのあと10万分の1の確率で対消滅を起こしきれなかったわずかな素粒子たちが形作っているのだそうです。

鏡が昔から好きなんですが、鏡の世界は反物質の世界を擬似的に映してるということかなとファンタジックに考えると、より魅力が増します。

鏡の中はどこまで世界が広がっているのか?と考えると、鏡に射し込んだ光が輝く範囲には、わたしが見ることのできない鏡の裏側にずっと鏡合わせの世界が存在してるような気がします。

わずかなズレによって、対消滅できなかった素粒子は、今尚取り残された存在なのかもしれません。

もしもそれが、プラスとマイナスという物質次元を超越するヒントであるならば、輪廻をしない魂というのはビッグバン以来のズレを修正し、中和作用によってようやく対消滅できた存在と、いえるのかもしれないです。(しらんけど)

そんなどうでもいいことを、朝の電車で考えてみました。

#日記 #エッセイ #輪廻 #宇宙 #鏡 #哲学 #対消滅 #素粒子


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?