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アメリカ人義母との暮らしで感じたこと in ハワイ

ラスベガス在住の義母が2週間、ハワイに遊びに来ている。
今日で10日目。

…すでに2回ほど号泣した 笑
義家族と同居の方、どうされてるのか。。

ただの価値観の違いで、誰も悪くないのだけど。

本当に「 普通 」は、人によって違う。
お蔭でいろいろ学ばせてもらっている。

ありがたい点


■  大掃除できた

最後に家に人が来たのは、4年前。
それ以来、念入りな掃除はしていない。

うちは、掃除したい人がしたい時にする。

今回、義母が来るということで
1週間かけて掃除、断捨離できた。

ありがたや。


■  規則正しい生活が送れるように

私も夫も時間に縛られない仕事をしており
毎日不規則だった。

昼まで寝てたり、遅くまで起きてたり。

義母がいるとそんな訳にいかないので
毎朝7時前に起き、9時から某フリースペースで作業している。

これもとてもありがたい。


チャレンジングな点


■  圧が強い

英語やアメリカという外的要素、
私の養育環境とも関係するけれど
とにかく圧が強い(と感じる)笑

声の大きさ、抑揚、ドラマクイーンのような大げさな反応、
同意を求めがち、被害者意識高め…

私の育った環境からすると「横暴、傲慢」に
感じてしまう…笑


彼女は決して横暴でも傲慢でもない。
感謝の気持ちを持てる、繊細な人だ。

ただ私の脳内で
「この声の抑揚は、こういう特性の人から発せられる」と
日本でプログラムされたため、私の意志に関わらず
そう定義してしまう。

そして、それに伴った感情が
私の心で形成される。

はたから見れば、ただの声、にも関わらず。

つまり、彼女の普通が、私の非常事態。


■  悪口や文句、ネガティブな話が多い

前提として、彼女は決して悪い人ではない。
強く優しく、忍耐強い。

悪口や文句も、誰だって言いたくなることはあるだろう。


ただ、私がネガティブなエネルギーに過敏で

ネガティブトークが好きな彼女といると
心がざわざわしてしまう。


政府への失望、他人の生活へのいちゃもん…

亡くなりそうな友人の話は、さすが気の毒だが
ドラマチックに1日何回も話されると
SNSへの投稿を勧めたくなる。


彼女が楽になるなら、話を聞きたいけれど
私にも限度がある。

先日、我慢して聞いていたら、
負の感情が伝染し、気が狂いそうになったので
彼女の話が途切れたのを見計らい、部屋を出た。
ストレスでめちゃ泣き、翌日体調を崩し寝込んだ 笑


おかげで、大切な人でも
無理せず距離を置くことを覚えた。



■  孫プレッシャー

「友達の○○は独身で…老後寂しいわよねぇ!?」と
諸々意見を述べた後「5人くらいお願いね〜笑」と。

料理の注文じゃないんだから…笑

個人的に、子どもを
将来親の世話をさせるために産むという考えは反対だ。
ただ幸せになってくれればいい。

子なしや独り身が寂しいというのも、疑問。
子持ちで孤独死する人、大人のみで賢く暮らしている人、様々だ。


彼女は冗談ぽく言ったが、やや圧も感じた。

以前、夫がスピーカーフォンにしていた時
「あんたの嫁は子ども欲しくなさそうじゃない!
 私そんなの耐えられないわ!どうにかしなさいよ!」
という泣き言が丸聞こえだったこともあり笑


彼女は1945年生まれなので
世代的にそう考えるのは理解できる。

まして伴侶(義父)と長男(義兄)と絶縁し、繋がりがあるのが
次男(夫)のみとあっては、そりゃ孫ほしいだろう。



でも、彼女の望みに必ずしも応える必要はない。

これは私たち夫婦の問題だから。


子どもについて4年ほど悩んだ私達にとって
彼女の軽い注文は、あまり心地よいものではなかった。

悪気がなかったとしても。

何人もの生涯に関わる決断を
自分の都合だけを考え
軽々しく要望を投げられたこと、

私たちの肉体や命への尊重を感じない言葉に
正直、とても傷ついた。


ただ、私も
知らずにそうやって人を傷つけることが
過去にも未来にもあるだろうから

傷つく経験値をあざます、と受け取り流した。



違う視点の人の意見は、
違う思考をさせてくれる。

そこに感謝しつつも、

まわりに何と言われようと、
私たちは自分たちの選択をする。


義母の滞在終了まで、あと5日。

できる限り楽しんでもらえるよう、こちらも尽力しながら
ほどよい距離で、細く長く関係を続けていきたい。

元気で自立していてくれるだけ、とてもありがたい。


subarasikiaiさん、素敵な写真をありがとうございます。

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