憎もうと、すれば憎める。

怒ろう、とすれば怒れる。

思想の正しさ、と武力の強さは、一致しないものだから、

正しいけれど、弱い者。

間違っているけれど強い者。

が存在する。

間違っているけれど、強い者、に勝たなければならない。

何処か、そういう気持ちをなくせずにいたのだけれど。

間違っているけれど、強い者は、今後の世の中にも

存在するだろう。

自分だって正しいか、も分からない。

自分は正しい、と信じて。

武力で、正義を決める事には、反対する意志を表明する。

例え、勝負に勝てなくても、

命がかかったとしても、命がなくなったとしても、

武力で、正義を決める事には、反対する、信念を貫いて行きたい。

さもすれば、間違いだらけの世の中に、真っ向から

正義を問う者は、

真っ向から向き合えば、向き合うほど、命が危うくなる。

自分が、正義に正しく関心を持つものであるならば、

間違いだらけの世の中に、少し目を瞑ってでも、

命を繋げる事をすすめる。

命を賭ける時が、毎日ある訳じゃない。

そのようなシチュエーションを想像すればするほど引き寄せる、

と思うから、

そういうのは、現実では会話に出さず、隙間時間でイメトレする。

命を賭けなければならないほどの出来事が、

そもそも、起こらない事を２４時間、思っている方が

全てに優しい答えだと私は思う。