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”はたらく”ということ。

はたらく”ってなんだろう。

高校生ぐらいからずっと考えてきて、大学、就活の時期に一番考えたこと。

私には”就職”という形が、どうにもしっくりこなくて就活も2ヶ月ぐらいでやめた。

自分の直感を信じた。

結果、大学卒業して1ヶ月は無職になり実家の不用品を売ったり家事全般を引き受けたりした。

自分で選んだ道とはいえ、”長女”としての責任感を果たせていないような気がして自分に絶望した時期だった。

勝手に”長女”と言う概念に縛られていただけだけど、その時の私にはしんどかった。

今思えば、家族の運気をあげるために”長女”の役割を果たしたかなとその時の自分を褒められる。

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一つ目の”仕事”。



それから母の知り合いの社会保険労務士の方に、”ぜひきて欲しい”と事務職として採用していただいた。

私がしんどくないようにと週3日の勤務で、一人の時間がないとしんどいという私の意見を尊重していただきお昼の時間は個室を貸し出してくれた。

最初は雑用や得意な整理整頓をしていたけれど、年数が経つにつれてどんどん多くの種類の仕事を任されるようになった。

そんな素敵な職場で今も働かせていただいている。

これが一つ目の私の”仕事”だ。

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二つ目の”仕事”。


雇用されていない日は、フリーランスとしての自分の仕事も少しずつやっていた。

主に自分が大学で学んできたことや、好きなPC業務を生かして書類作成やチラシづくりなどをしている。

私はこの仕事が好きだし、仕事内容には満足している。

だけど、周りの人の手助けをもっとできるようにするためには自分の技術力を磨かなければ!とまだまだ勉強中。

それでも自分がやると決めた道を少しずつでも進んでいけることが幸せだ。

これが私の二つ目の”仕事”。

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三つ目の”仕事”にしたいこと。


そんな今の私には新たな夢ができた。

それは”書くこと”。

そもそものきっかけはアイコンが可愛いと思って、インストールしたこのnote。

使い方がわからなくてずっと放置していたけど、ある日辛いことがあった日に自分の気持ちを吐露してみた。

”誰にみられるわけでもないし、好きに書いちゃえ。
でも同じ気持ちの人の少しでも救いになったりしたら嬉しいからnoteに書こう。”
と、しっかり書いてみた。

すると同じ気持ちで悩んでいる方と繋がることができた。

嬉しかった。

それからも自分の読んだ本の感想をあげるInstagramのアカウントからテレビ出演依頼が来たり。

友人に”書くこと向いてると思う”と言われたり。

自分の思っていることを発信して自分でも思っていないような変化が現れて、周りが才能を見つけてくれた。

楽しいな、これで生活できたら嬉しいなと思うようになった。

そして昨日。

”ショートショート”という分野の作家の田丸雅智さんに自分の描いた物語を褒めていただいた。


ちなみにそのショートショートはこれ。


頭にぽんぽんと浮かんできた物語を溢れ出る書きたい欲の意のままに文字に起こした。

それをたまたま見つけてもらった。

笑ってもらえた。

めちゃくちゃ嬉しかった。

そのあと家族にも見せたら”すごい!この短時間でこれかけたん?まじで才能あるんちゃうん”と予想以上に褒められてまた嬉しくなった。

ここ数ヶ月、書くという経験を通して私はたくさんのポジティブな感情に出会えた。

” 私の言葉で共感してもらえた
 → 嬉しい

自分の思っていることを発信する
 → スッキリして楽しい

物語を書いてみよう
 → 楽しい!書きたい!笑ってもらえるってこの上なく嬉しいな ”


どんどんポジティブな感情が大きくなってきている。

これから先、仕事にしようと思ったら大変なことがたくさんあるとは思う。

それでもそのことも含めて楽しいなって思えそう。

これが私がこれから”仕事”にしたい三つ目。

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”はたらく”ということ。


三つの様々な経験をして私が感じた”はたらく”ということ、全部に共通すること。


社労士事務所では、わからないこともたくさんあるけど、拾ってもらえた恩を返して皆さんの役に立ちたい。
こんな私を褒めてくれて、信じてくれる皆さんの負担を少しでも軽くしてたくさん笑ってほしい。

みんなが苦手な書類を丁寧に作成して、その後の仕事がやりやすくなるようになってほしい。
素敵なチラシデザインをみて笑顔になってほしい。

私のちょっとおバカな物語で笑ってもらったり、24歳の等身大の自分の悩みに共感してもらったり、私が身につけてきた知識を少しでも多くの人に役に立ってもらいたい。


誰かのためになっているって思えることが私の原動力なのだろう。

そしてそれが自信にもつながる。

ありがたいことに私は運と縁にとても恵まれている。

そりゃ大変なこともあるけど、周りの人は絶対に私をバカにしない。

大嫌いだった自分を

すごい!” ”ありがとう” ”たすかるよ

ってすごく素敵な言葉で守ってくれる。


そんな大好きな大切な人たちの笑顔を守り、増やすこと

そしてそのためならどんな困難も楽しめるようなこと

これが私にとっての”はたらく”ということ。


やっていることはばらばらだけど核が同じ。

これが  #私らしいはたらき方  だ。

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