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海外旅行ではなく海外に住んでみる

どうもメープルたけるです。

日本で生まれて日本で育った僕のような日本人には、日本こそが自分の知る世界の全てだと思います。今となっては海外旅行も身近にものになりましたが、僕もそうでしたが一度も海外に行ったことがないという人も多いのではないのでしょうか。

なおさら「海外に住んだことがある」という人は日本の全人口の中でも限りなく少ないと思います。

日本は島国ということもあって、ユニークな文化風習があります。その中でしか暮らしたことのない人にはそれが当たり前で、その世界に対して比較したり考えたりすることはないでしょう。息をする時に今何パーセント酸素を吸って、窒素は何パーセントでとか数えないくらい当たり前なんです。

海外に行くと世界の広さを知ります。

僕はカナダに移住しましたが、カナダは移民国家で世界中の人種で社会が成り立っています。街を歩けば、世界各国の料理が堪能できるレストランがそれぞれ並んでいますし、夜にはアメリカとの地理的な関係かNBA、MLBもあります。僕の住んでた岡山の田舎とはまったく違う景色です。

たった1カ国、違う国を知っただけで世界は広いなぁ!と感じます。

海外に行くことでその「違う世界」があることを知ってる人と知らない人では自分が今まで日常的に過ごしてた日々が違って見えるのです。そして海外という違う世界を知るという意味ではやはり旅行ではなく居住するべきだと思ってます。

理由は、旅行って楽しいことばかりなんです。振り返ると楽しい思い出ばっかりでその世界を知るというより楽しんできたで終わる気がします。

もちろん旅行は楽しいですし海外旅行で気付くことや学びもあると思います。

が、海外旅行と海外に住んでみることはまったくもって見えてるものが違うんですね。地元の人との関わりやキラキラしてた海外のイメージの社会の闇や問題がわかってきます。

そしてなによりも海外に住むからこそ、日本の善し悪しがわかるし、いつもの日常が違って見えます。たとえば、退屈だなと思ってた田舎の地元も、僕の住むカナダの街に比べたら、薬物中毒者やホームレスが闊歩してなくて平和だなと思えます。

知ってこそ初めて比較できます。知らないものを比較することは出来ませんから。いつも食べてるラーメンと、食べたことないラーメンどっちが美味しいか比べられませんよね。

そう言った意味で海外の世界を知ることは、僕みたいにそのまま移住するにせよ母国に帰るにせよ今後の世界の見方が変わってきます。違う世界を知った結果がどうあれその「知っている」という経験はあなたの人生の資産となります。

幸運にも日本のパスポートは世界最強のパスポートです。地球にあるほとんどの国に渡航することができます。

世界は広いのでそれを知らないまま島国で人生を終わらせるのは少し寂しいです。皆さんも数ヶ月すこし海外に住んでみませんか?


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