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カナダ永住権取得!!僕がこれまでに申請したビザは?Part 3

ビザシリーズ第3弾です。【目次】1、前回のおさらい。2、永住権申請!3、永住権申請とはどういう仕組みか。4、永住権申請のために必要なこと。5、かかる時間と費用。6、ワンポイントアドバイス


1、前回のおさらい

パート2では、誰もが取得できるワーキングホリデーからさらに延長・更新するための鬼門となるステップについて説明しました。

読んでない方は是非パート1、2と合わせて読んでみてください!

2、永住権申請!!

パート1、パート2で述べたようにビザを更新し、ついに永住権を申請します。この時のビザはパート2で述べた2年のワークパーミットです。このビザが切れる前に新たなビザ(永住権申請)することで、ビザが切れたとしても自動で延長されます。※新たなビザ(永住権)を申請中に、ビザが切れそうな場合は別途でその旨を公式な書類で提出・証明する必要がある。


3、永住権申請とはどのような仕組みか

すごくざっくりと説明しますね。

カナダの永住権は、「完全ポイント制」です。申請する個人それぞれが持っているポイントがあり、そのポイントが高ければ高いほど永住権が取得しやすくなります。

具体的には、年齢や学歴職歴、パート2で話したスポンサーシップなどをカナダで受けたことがあるか、子供はいるか、健康か、カナダで何年働いたか、英語力はどのくらいかなど、様々な項目がありその合計点がその人の持ち点になります。

申請自体は何点であろうが行うことができます。そして申請した人たちがプールされ、定期的にカナダ政府が、ランダムにピックアップしカナダ永住権への招待状が申請者に贈られます。もちろんポイントが高い人ほど可能性が高いですし、毎度のピックアップの度に足切りの点数が決まっています。

招待状といっても事務的で電子メールできますが、「あなたは永住権取る資格がありますよ。本申請しますか?」といった内容です。


4、永住権申請のために必要なこと

申請にあたって提出が必要な公的な書類は沢山あります。僕は移民弁護士さんを雇って言われたことをただやっていて後は丸任せにしていたので正確にこれとこれが必要です!と言うのはできません。嘘の情報を流しても申し訳ないので。

しかしこれは絶対いるよというのはあります。

それが英語力の証明です。

カナダ政府は永住権申請者に対して英語力の証明として、【IELTS】か【CELPIP】のどちらかのテストを受けることを義務付けています。IELTSは聞き馴染みのあるテストかもしれませんが、CELPIPはカナダ政府が作ったもので移民の英語力を測るように特化したテストと言われています。どちらのテストも難易度はほぼ同じで好みの違いくらいだと思います。僕は、グローバル基準でもあるIELTSを選択しました。

書類は手続きさえすればすぐ手に入りますが、英語力は一朝一夕では身につきません。テスト対策として、英語の勉強を前もってやっていくことが大事です。僕は半年ほどテスト対策をして試験に臨みました。

5、申請にかかる費用と時間

僕の場合、先ほど述べたように申請する手続きを弁護士さんに依頼しました。よってトータルでかかった費用はおよそ$6000ほどでした。内訳としては政府への申請料などが約$1000、弁護士代が$4000、IELTSや健康診断費、その他もろもろで$1000といった具合です。

時間に関しては書類の準備期間や政府からレスポンス待ちなどを含めて本申請から取得まで、1年と少しかかりました。招待状を貰う前から計算すると1年半ほどです。

6、ワンポイントアドバイス

永住権だけでなくビザ申請などはとても複雑です。書類に少し不備があるとそれだけでRefuseされることもあります。お金は確かにかかりますが、僕は絶対移民弁護士もしくは移民コンサルタントに手続きを依頼することをおすすめします。書類の正確な準備と時間の短縮、専門家に任せるという安心感を得られるなら払う価値のある大金だと思います。一生を左右する大きな事だと思うので、少しでも自力でやることに不安があるなら専門家に委託することをおすすめします。





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