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これぞアメリカン・ドリーム!ハワイの永住権が当たる抽選プログラム

タイトルではハワイの永住権が当たると書きましたが、具体的にはアメリカの永住権が当たるDVプログラムについて!
今日は詳しく書いていきたいと思います。

DVプログラムって何?

正式名称はDiversity Immigrant Visa Program(移民多様化プログラム)
移民者数の少ない国からアメリカへの移民を増やすことが目的のプログラムです。

応募者の中から抽選で5万人程度。
当選者の家族も対象となるため、家族を含めると10万人程度に対し、ほぼ無条件でグリーンカード(永住権)を与えてくれる夢のような企画なのです!

当選確率は?

1/100と言われています。

開催時期は?

毎年10月に開催されています。

抽選方法は?

抽選方法はコンピューターを使った完全無作為抽選なので、誰にでもチャンスがあります。

このプログラムを使わずにアメリカの永住権を得ている人ってどんな人?

1)アメリカ市民権・永住権を持っている人と結婚する
2)アメリカで子供を出産→子にアメリカ国籍を持たせ、親として申請する
3)国際的に活躍しているアスリートやアーティストに適用される優先枠を利用する
4)投資家や起業家
5)労働許可証を取得した特殊技能者
6)DVプログラムで当選する

基本的な考え方として【アメリカにとってメリットがない人】には永住権をくれません。

かといって、いきなり国際的に活躍する誰かになったり、超多額のお金をアメリカで消費する(たくさん収入を得て税金を払ったり不動産を購入したり)は富豪でない限り現実的ではない場合がほとんどです。

そのため一般的に可能性が高い方法としては【結婚する】か【DVプログラムで当てる】のが最も現実的。

応募方法は?

申し込みは、米国務省のウェブサイトから無料でできます。

弁護士や代行サービスも存在していますが米国務省は自身での応募を推薦しています。というのも、DVプログラムの代行を装った詐欺なども存在しているそうで、クレジット情報を入れてしまい数千ドル引き落とされるといった例もあるそうです(怖すぎる)

応募時に入力する内容は簡素なもので
名前、生年月日、性別、出生地、出生国
学歴もしくは職歴現住所
電話番号、eメールアドレス
配偶者の情報、子どもの情報などのプロフィール情報と顔写真。

提出写真のファイル形式や指定サイズを守らないと、はじかれるそうですが…すごく簡単に応募できちゃうことを知り、個人的には「え?こんな感じでいいの?」って思っちゃいました。

応募資格は?

歴史的にアメリカへの移民率が低い国の人たちに移民ビザを発給するのが目的。日本は対象国のリストに含まれていますので、私たち日本国民のほとんどは応募資格があります!

稀に応募資格外となってしまう場合もあるようですが(過去に犯罪歴がある場合など)詳しくは米国務省のウェブサイトから確認してみてください。

抽選制度が終わる?!

以前アメリカで起きたテロ事件の犯人が、このグリーンカードの抽選に当選し、入国していたことが発覚。

その際、トランプ大統領が「グリーンカードの抽選制度をやめたい」といった旨の発言をしたことから、トランプ政権中にこの制度は終わってしまうのではないか?!と、危惧されているようです。

今のところは、まだ続いていますが…制度自体が突然廃止されることもあるかもしれません。


一年に一度、日本人なら誰でも応募ができるDVプログラム。
当選後のことは当選してから考えるとして、とりあえず応募してみようかな?!って思ってしまう夢が詰まったプログラム。

毎年開催しているので気になる方は是非トライしてみてはいかがでしょうか?


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