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【子育て】人生を豊かなにする読書とは、伝記を通して人の人生を疑似体験する読み方

 おはようございます。今日は天気がいまいちです。台風はどこかへ行きましたが、来週は天気があまりよくないようで、まだまだ梅雨ですね~。

 さて、今日は以前から書いてみたかった話題についてアウトプットしてみます。

 皆さんは普段どのくらい読書されますか。その中で、人物の自伝のようなものはどのくらい読みますか。私は、最近本当にやっとこの歳で読書に目覚めて、自己啓発や心理系、マーケティングや文章術、宗教や哲学、自伝や生き方に関する本を中心に読んでいるような気がします。読書をする中で気を付けていることは、その著者が何を伝えようとしているのか、ということを一生懸命理解しながら読もうとしています。中でも、最近おすすめされて読んだ本、この後の記事で紹介しますが、その本が本当に今の私に勇気づけてくれる本で、とてもよかったです。

 その本は、ある人物の自伝的な内容で、人生をどうやって歩んできて、そしてそこから何を学んだのか、ということが書かれていました。まるで読んでいる最中は、その人になりきったかのような気分になり、場面を想像しながら読んでいました。そこで感じたのは、自伝的な書籍というのは、自分が経験をしていなくても、その人物の経験を想像することで、考え方や捉え方をインストールできるなということ。経験はもちろん大事だけれど、一度きりの人生、それほどたくさんのことを経験することはできません。国が違ったり、性別が違っていたり、人種が違っていたり、時代が違っていたり、違うことが多ければ多いほど、自分ならどうなんだろうと想像しながら読めます。

 そこでさらに感じたことは、これって子育てでめちゃくちゃ生かせるのでは!?と思いました。というのは、昔小学校高学年の頃、国語の授業で、何でもいいから1冊歴史上の人物の伝記を読んで感想文を提出する、という課題があったように思います。私は、ただ読んで感想を書きました。たしか、キュリー夫人の話だったと記憶しています。小学生の頃は、とにかく医者になりたいなーなんてでかい夢をもっていたので、野口英世とかそういう医学の道に進んだ人の本を読んでいた気がします。

 しかし、正直なところ、ごめんなさい、全然内容を覚えていません。なぜなら、ただ感想を書くだけの感想文しか書いてなかったからです。しかし、私は今の自分の読書の中から、これほどにも多くのものを感じています。大人になって、初めて読書の仕方を自分なりに体得しました。これって、子ども時代にできていれば、もっと良かったのではないかなって感じています。

 ですので、子どもが少し本を自分で読んで理解できるようになってきたら、その時の子どもが興味のある分野で活躍している人物の伝記を読ませたいと考えています。大事なことは、感想文を書くことではなく、どうやって読むのかということを教え、また一緒に感じてあげることかなと思っています。読書が苦手な子どもだったら、自分で一人で読ませずに毎日15分、最初の10分は親が音読してあげて、もしくは、子どもに音読させて、5分は内容に関して子どもなりの考えを引き出してあげる。毎日、コツコツ積み重ねていけば、かなり大きなものが手に入るのではないかと感じています。全部自分でさせることが勉強ではない、と私は思っています。一緒に、朝早く起きて、それを子どもとの共通の時間にするといいのかなと思います。

 結果的には内容を覚えていなくてもいいと思っています。どの人物だったか、どんな人だったか、そんなことは忘れてもいい。ただ、本の中からどんなことを感じたのかを、話をさせることで、どう感じているのか、自分ならどうするのか、など考えるクセがつくことで、その後の人生の生き方が変わるのではないかと感じています。大事なことは、その人物になることではなく、自分なりの生き方を自分で見つけていける子どもに育てる、ということです。その目的を忘れてしまうと、この人物ってすごいね~っていうだけで終わってしまって、何をやっているのかわからなくなってしまいますね。

 私は国語が苦手で、特に活字が本当に苦手でした。算数は難しいテストでも100点とれても、国語はふつうレベルでも50点もとれない、そんな子供でした。母は文系の人間なので、国語ができない私にテストで点の取れる文章の読み方を教えてくれました。しかし、本来の文章を読む、読んで楽しむというというところには、全く至っていませんでした。なので、ある時から国語で点数がとれるようになってはきたものの、活字は苦手だし、読書は全くしてきませんでした。やっぱり、最近読書をしていて思うのは、物事を色々な側面から考えられるようになるということは、メリットしかないと思っています。見えすぎてしまうところもありますが、知らないことでのデメリットの方がはるかに大きな気がします。

 ですから、私は子供には読書が好きになってほしいし、自分で読みなさい!って言ったって、読める子はいいけど、読めない子は苦痛でしかないので、一緒に読めばいいし、読むことが目的ではなく、読んだ向こう側にさらに素晴らしい景色が広がっているということを理解させ、読書の楽しさに気づいてもらうことができればいいなって思っています。読書の目的は、『自分オリジナルの人生を自分で歩める子に育てる』ということ。もちろん、小説のようなものを読むのも想像力や共感力を育てるのには、良いアイテムだとは思っています。

 私が読書を通して、人の人生を疑似体験したように、やはり子どもにとっては、伝記などの生き方がわかる書籍が人物を通して、人生を疑似体験できる良いアイテムなのではないかなと感じています。最近、私が読書をするようになって、子どもも積極的に自分から絵本を読むようになり、たくさん絵本は買い与えていないんですが、逆に好きな絵本を少しずつ買いそろえていってるので、ひらがなはまだまだすらすら読めないけれど、絵本を暗唱して読んでくれます、私に^^;;

 いつまでも学び続ける気持ちを持っていたいなぁと思うし、一生学びだなぁと思います。読書することが目的ではなく、学び続けるということがあっての読書かなと思います。

 では、また次回~^^*

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