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【NYアートの小ネタ】素晴らしき芸術のパトロンたち Part 2

※過去記事のアップです(2020年5月9日)

Good Morning & Good Evening !
芸術部ニューヨーク支店の石村です。

こちらの美術館に行くと、作品と同じくらい気になってしまうのが、壁やホールに刻まれたパトロンたちの名前です。
 
今回は、ARTnewsが発表する世界のトップ200コレクターにランク入りをするパトロンをご紹介します。
 
まずは、MoMAからスタート。
美術の教科書で見たことがある!そんな感動のあるMoMAですが、遊びに行くたびに気になっていたのがこちらの壁!(に刻まれた名前)

「David Geffen (デイヴィッド・ゲフィン)」
なぜかというと、この名前を別の場所でもよく見かけるからです。
 
その場所は、バレエ、オペラ、オーケストラと
世界最高レベルの音楽芸術が集結しているリンカーンセンター!

イベントのある夜は、それぞれの施設がキラキラ輝いていて、遠くから眺めているだけで、ワクワクします。
 
 
そして、この施設内にあるニューヨーク・フィルハーモニックの本拠地の名前がデイヴィッド・ゲフィンホール。
 
「一体あなたは、どなたですか?」
何のインスピレーションも湧かなかったので、素直にグーグル先生に聞いてみました。
その結果

デイヴィッド・ゲフィン氏は、西海岸のエンターテインメント界の重鎮。
レーベルのオーナーとして、70年代から80年代にアサイラム・レコーズ、ゲフィン・レコーズを設立。
当時の所属アーティストには、エルトン・ジョン、
現役復帰したジョン・レノンなどスーパースターが目白押しだったそう。
 
さらには、映画監督のスピルバーグ氏を含め、映画製作会社のドリームワークスの共同創設者でもあります。
 
 
 
 
「(ゲフィン氏を知らなかった自分にしばらく絶句)」
 
 
 
 
芸術への熱心な支援者としても知られており、
リンカーンセンター、MoMAにそれぞれ 約100億円を送ったそうです。
 
 
壁やホールに刻まれたパトロンたちの名前には、
知られざるストーリーがありました。
彼らの素敵なライフスタイルに乾杯!

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