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こんにちは、本日8月31日は閉店時間あたりの20時より

東京のランジェリーシーンで人気店のLa goutte sucreeさんと

ランジェリーのトレンドやご質問の回答など含めてインスタライブで

生の声をお届け予定です。

ご質問で映画とランジェリーの事も頂いておりまして。

今回の記事はそこではなく、他のSNSでもう拝見された

方もいらっしゃるかも知れませんが?

今回、コンフィデンスマンJPの映画の衣装協力をさせて頂きまして

その、何故?という事と過去15年以上映画の衣装は依頼で受けてましたので

そこから見えてくる部分をランジェリーの見地から主観的に書きたいなという事で

1つ投稿させて頂きます。

今回のコンフィデンスマンJ Pはプリンセス編というもので

マレーシアのランカウイ島での撮影でした。

公開よりも、2年ほど前から撮影などをするので、公開、、そして

サブスクで今回はアマプラで見れるという事で今コロナでしたので

やっとの事見ることができました。


いつも依頼は突然くるのですが、どんな映画やドラマの場合は

グラビアの場合はその女の子が主役なので女の子が一番良くなる選び方

ですが、こちらは、映画ドラマ、あらすじ、背景、世界観、そして時代感があります

今回は現代の話でしたので、難しくはなかったのですが、話によっては

そうですね、、例えば、三谷幸喜さんの「オリエント急行殺人事件」

こちらの、夜のシーンのローブなど、マリーからの衣装なのですが

こういうのは時代的に高級な旅客列車と古い何年代の時代背景というのが

ありましたので、そういう背景に合うものがあれば、、という事で選びました。

今回は、大富豪という事で、やはり本物を着てもらわないと絵がチープになるだろう、、

この辺りを考えて、選びました。

イタリア最高のPARAHのランジェリーのシルクのスリップをビビアンスーさんに

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そして、白濱亜嵐さんには、メンズのローブを。

こちらも富豪という設定でしたので、シルクかなと思いましたが

フランスブランドのメンズローブを選びました。

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シーンの詳細は聞いてなかったのですが

めちゃくちゃ大事なシーンでした。

こういう場面で使っていただけるのは、サプライズに嬉しいです。

ランジェリーは結局、ずるいな〜と思うのはランジェリー姿になるだけで

目玉になるので、メディアはどれも飛び道具のように部数や視聴稼ぎにはなりますが

純粋に、俳優さんたちの肌が見えた方がより人間心理の描写という点ではリアリティを増すのかなと思っております。


そして、何故、こういうことが出来るか?というと

神戸マリー、という媒体自体が35年の会社なのと輸入元であることで

ブランディングの権利というものをある部分任されてる事とそれだけのサンプルがある。

しかし、ただサンプルを出してるだけでなく、そこに媒体側への理解を付けないとという事で評判などもあり、大事にされてるのかなと思います。

あとは、宣伝と思うと中々こういう仕事は割に合わないと思います

しかし、長い目で見ると、僕は扱うブランドには愛情がありますしイタリアも大好きなので、デザインしたランジェリーがそのまま世から忘れ去られるという

ものに、毎度新作を取り扱っていくとそんな親心を持ってしまい。

レガシーとして、絶対何か残したい。

そう思いこういうことをさせて頂いております。

映画とかしかもこのコンフィデンスマンに出て、俳優さん達に来て頂いたのも

十分に嬉しいですが、、

そこだけでなくて、10年後20年後にも絶対この映画を見る人いると思いますし

そういう映画ですし。 そうすると、自動的にそのアイテムを見る訳で。

人の記憶にそれが生き続けてくれる、、ロマンしかないですね!

インディージョーンズのハットの様に、、

Instagramも残るとは思いいますが、情報過多な世の中、情報も川の様に流されていくんですよね。

人もモノも事も、流れていく、、

そんな中に、流れないモノとして残るなら、この仕事をしてて夢やロマンを

感じる瞬間ですね。 

売買はもちろん一番大事です。が、売買の表面だけを追いかけても

短期的なもので、老舗になるべく考え方はこういう部分も必要だと

現実的にも考えてますので、、

また残せる、メディアさんとの仕事が出来ればなと思っております。


JUN

サポート有難うございます、専門クリエイターとしてnoteから書籍化に向けて頑張って行きたいと思います。