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ランチや漫画のおススメも!?築地本願寺さんの公式noteが面白い

私がいつも読ませていただいているnoteのひとつに築地本願寺さんの公式noteがあります。

築地本願寺といえば、東京の築地市場近くにある浄土真宗本願寺派の寺院で東京の観光名所の1つにもなっていますね。
私も東京で仕事をしていたときには、築地市場へご飯を食べに行った帰りに横を通りました。(当時は仏教にあまり興味がなくほぼ素通りでした)

築地本願寺さんのnoteの魅力的なコンテンツ

築地本願寺さんの気になるnoteの内容は仏教語の解説やお坊さんのお悩み相談コーナー、四コマ漫画など多彩なコンテンツ。

さらに、築地本願寺周辺のおススメランチ情報まで発信されていることには驚きました。

数多く掲載いただいている記事の中、私が特に興味を持って読ませていただいたのは、築地本願寺・安永雄玄宗務長の経歴と仏教への向き合い方へのインタビューコラムです。

銀行員からヘッドハンター、そして築地本願寺の僧侶(宗務長)となられた異色の経歴が綴られたインタビュー記事で全4回のシリーズとなっています。

大切なのは、「うまくいく自分も、うまくいかない自分も、同じ自分なんだ」と思って、受け止めることですよね。

安永宗務長の語られた言葉の中のひとつなのですが、これがなかなかに私自身も受け止めが難しい場面があります。

仏教の教えを学び、これからも日常に取り入れていこうとする私にとって、この安永宗務長の言葉はひとつの課題になりそうです。

築地本願寺さんのnoteは文章の勉強にもなる

その他にも、お坊さんのおススメする漫画やアニメ、鬼滅の刃と仏教のことなどとても読みやすく、入りやすく書かれているのが築地本願寺さんの公式note。

お坊さんが説法でお話が上手なことはよく知られていますが、文章でもとても読みやすく、仏教の知識だけでなく文章の勉強にもなっています。

マレーシアにいる私が仏教を学ぶようになったきっかけ

私はマレーシアで働き暮らすまで、日本にいる間はいわゆる「宗教」には無関心でした。
むしろ、ネガティブなイメージのほうが強かったかもしれません。

例えば、お葬式をするとお金がかかりますし、死んだ後の法名(戒名)もお金を積めば長くて立派なものを付けてくれる‥とか、自分は宗教なんていらない、宗教なんてやっかいなものだとまで思っていました。

そんな中、マレーシアで暮らして数か月たった頃のことです。
ある日近所のカフェバーに行ったとき、イスラム教徒の店員のお兄さんから聞かれたことが今でも忘れられません。

「Marikoは仏教を信仰しているのなら仏教のことを教えて、私はイスラム教徒のコーランのことを教えるから」

‥ その時の私は「日本人は仏教徒だけど仏教のことを知らないよ、それが文化だよ」と酔っ払いながら答えたのですが、その時のお兄さんがとっても怪訝な顔をしていたことをよく覚えています。

今思えば、私は大変恥ずかしい発言をしてしまったかもしれない、と反省するばかりです。

仏教徒だけど「知らない」、それって本当に仏教徒とは言えなくて都合のいいときだけ仏教を使っているだけなのですから。

この出来事も私が今、本当の仏教を学ぶひとつのきっかけになっています。

宗教が日常に当たり前にあるマレーシア

マレーシアでは、イスラム教、ヒンズー教、カトリック、仏教など様々な宗教の人たちが暮らしていて、それぞれの民族宗教でそれぞれが尊重しあって仕事も日常生活も送っている光景を見ることができます。

例えば、毎週金曜日にイスラム教徒の男性のみ2時間の休憩があるのですが、それに対して誰も何も異議を唱えません。

毎週金曜日はモスクでの礼拝の日。男性のみがモスクへ直接出向き集団礼拝をおこないます。
はるか昔、イスラム教ができてからずっと続いている習慣です。
また、1日に数回勤務中にイスラム教の人たちは専用の礼拝室での「お祈りの時間」があります。

私の同僚たちも在宅勤務になる前、会社に出勤していた時には「お祈り行ってきまーす」と言って、1日に2-3回それぞれが仕事中に席を外して、会社の中の専用の礼拝室でお祈りをしていました。

日常や仕事の中で当たり前に宗教がある風景、日本とは随分と様子が違い最初はカルチャーショックが大きかったです。

築地本願寺さんのnoteは仏教の入り口にぴったり

築地本願寺さんはnoteだけでなく実はYoutubeにも公式チャンネルがあります。

このチャンネルでお気に入りなのは英語法座のコーナー。
私にとってマレーシアで仏教のことを聞かれたときにぴったりのコンテンツです。熊原佳奈師の英語はとっても聴きやすくて英語の勉強にもなります。

これからも悩むことがありつつも、仏教を本やnote、仏教講座などを通して、楽しく学んでいきたいですね。

きっと私がこうして仏教を学んでいるのも何かのご縁です。

いつも分かりやすく素敵なnoteを書いてくださる築地本願寺さんのnoteの書き手の方、この場を借りてお礼申し上げます。

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