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マレーシアで日本の夏の香り(2022年6月4日#虫の日)

マレーシアに住んでいてよく耳にするのが、家にいつの間にか湧いている虫問題です。
コンドミニアムの高層階に住んでいても、ゴミ置き場や土のついた靴、壁の隙間…色んなところから虫が入りこんできます。
虫の種類も様々ですが、コバエやアリ、そしてゴキブリ、蚊など日本でもお馴染みの害虫に悩まされるマレーシアでは虫退治グッズも豊富。

そんなマレーシアで有名な虫退治グッズは蚊取り線香です。
日本人の小西史彦さんが輸入して現地での生産も始めた蚊取り線香によって、なんとマレーシアでは伝染病による死亡者が約7000人減少しました。

小西史彦さんの活躍は2012年に放送された「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」でも取り上げられていて「蚊取り線香王」とマレーシアでは呼ばれているくらい有名です。

日本の蚊取り線香がマレーシアの人たちの間でも有名なのはなんだか嬉しいですね。
また、「蚊取り線香王」小西史彦さんはマレーシアで最も有名な日本人だそうです。

もちろん,、うちの近所のスーパーでも蚊取り線香は置かれていて、家で焚けば日本の夏のあの香りを思い出すことができます。
マレーシアにいて、日本の夏の香りがする…なんだか不思議ですね。

6月4日は「む(6)し(4)」(虫)と読む語呂合わせから虫の日
漫画家・手塚治虫先生らの呼びかけで1988年に設立された日本昆虫クラブが制定した記念日です。

昆虫が住める街づくりを目指しての記念日とのことですが、なかなかマレーシアで虫と暮らすというのは伝染病の危険もあるので現実的ではありません。

ただ、虫も命あって生きているもの。
理想になってしまいますが、それぞれの領分で棲みわけて共生ができればいいなとも思います。

本日もお読みくださりありがとうございます。


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