見出し画像

これまでの自分、そしてこれからの自分とずっと共にあるもの:2022年2月13日(苗字制定記念日)

2月13日は日本で苗字を名乗ることが義務づけられた日ということで、苗字制定記念日に制定されています。

日本では当たり前の苗字と名前ですが、マレーシアの人口の6割を占めるマレー系マレーシア人(イスラム教徒)の人たちには苗字がありません。

マレー系マレーシア人の人たちの名前は、「自分の名前 + bin(~の息子の)あるいはbinti(~の娘の) + 父親の名前」の順の配列となっています。
また、苗字(姓)がないので日本のように結婚してどちらかが改名することもありません。

中華系の人たちには姓と名がありますが、こちらもマレー系の人たちと同じく結婚しても姓が変わらず、子供は基本的に父親の姓を名乗るそうです。
女性は結婚した場合は、「〇〇(夫の姓)夫人」と呼ばれます。

日本では当たり前の苗字ですが、国が変わると名前の付け方や意味も全く違っていて面白いです。


苗字と名前のことで思い出したのは、母の姓名判断の話でした。
母は、父と結婚する前はとても姓名判断での字画数が良く仕事も順風満帆だったとのこと。
でも父と結婚してから姓が変わって、姓名判断で字画数が悪くなったそうです。そして、結婚してから苦労が多いことを「名前のせいだ」と言っていた場面を思い出しました。

結婚してから名前が変わったり、姓と名の考え方がある日本だからこそ姓名判断はあって、外国ではそれが当てはまらないことを考えていると、姓名判断なんて本当はあてにならないのかもしれませんね。

私の名前は姓名判断によると、画数が34画に当てはまるようです。
色んな姓名判断の見方があって色んなことが書いてありますが、総じて社会運が強く大器晩成?の傾向にあるようでした。


また、名前といえば、アニメ「千と千尋の神隠し」も思い浮かびますね。
異世界に迷い込んだ主人公の千尋は、湯婆婆という魔女に名前をとられてしまったことで、湯婆婆の経営する湯屋で働くことになり、完全に自由を奪われてしまいます。

「名前」はこれまでの自分、そしてこれからの自分とずっと共にあるものです。

以前別のnoteにも書きましたが、できれば私は自分の苗字を変えることはしたくないので、日本で姓が選択できる制度ができる日が来ればいいなと思います。

本日もお読みくださりありがとうございます。


この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?