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マレーシアのトイレ事情:2021年11月19日(世界トイレデー)

日本とマレーシアで大きく違うことにトイレの文化があります。

日本のトイレといえば、温かい便座にウォシュレット、自動で上がる蓋、音姫、立ち上がれば自動で水も流してくれる至れり尽くせりの空間ですね。

マレーシアでのトイレでは、大きなモールに行っても今まで温かい便座に出会ったことが私はありません。唯一日本式のウォシュレットはMid Valleyという場所にあるThe Gardens mallという高級モールにあったくらいです。

ただし、マレーシアのウォシュレットは、日本のように温水が出るわけでも、自分の好みに合わせて弱~強への調整もできない、ただボタンを押せば便座に座ったままでお尻が洗える程度のもの。
日本のトイレに慣れていた私にとって、最初はちょっとキツイものでしたが、そのうちに慣れました。

その代わり、マレーシアのトイレにはシャワー(ホース)があります。

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こちらのシャワー(ホース)、ガンタイプになっていて引き金部分を押すと、とっても勢いよく水が噴射。慣れていないとまずビックリします。

自分の家では床が濡れないように気を付けて使っているのですが、マレーシアの自分の家以外のトイレは高確率で床も便座もびしょ濡れ状態

マレーシアで人口の6割を占めるイスラム教徒の人たちは、トイレットペーパーは使わずに、ホースを使って用を足した後のお尻などの身体を清めるので、大体床も水でビショビショです。

トイレにはトイレットペーパーもない場合がありますので、ティッシュの持ち歩きも必須のマレーシア、トイレにこだわりのある方にはちょっと厳しい国かもしれませんね。


国が変わればトイレ事情も随分変わりますが、今まで日本ほどトイレの清潔さやスペックにこだわっている国を私は見たことがありません。

また、日本ではよく成功者の共通点が「トイレ掃除をする」ことが言われますが、海外の人々のトイレ事情をみていると、そうとも言えない側面もあるかもしれないとマレーシアにいて思います。

ただ、家やトイレなどの自分がいる空間は綺麗であったほうが気持ちいいですよね。
私も「朝のトイレ掃除は心の掃除」ということで、毎朝のルーチンでトイレ掃除を取り入れるようにしています。


11月19日は世界トイレデー。トイレに関する問題を世界中で考えていこうと国連が2013年に制定した日です。

我が家はムルクの猫用トイレと人間のトイレの2つがあります。

猫のムルクは綺麗好き。
トイレが汚れていると機嫌が悪くなってワーンワーン鳴いたり、私の足を小突いたりして「きれいにしてよ!」と訴えます。
野良猫出身のムルクですが、トイレだけは失敗したことがありません。
これも猫の生まれながらの習性でしょうか。
(なぜかムルクはいつも右手を上げて用を足します)

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猫のトイレは世界共通ですね。

また、猫トイレの砂の掃除は、枯山水のお手入れをしているようで不思議と落ち着くのは私だけでしょうか‥?


マレーシアではトイレットペーパーを使わず水洗い式で用を足した後のお尻などを洗う方が多いので、日本の和式トイレでは困ることもしばしばあるそうです。

世界では宗教や地域によっても色んなトイレ事情があります。

日本では、トイレは神様が宿る場所
ムルクの猫トイレも人間のトイレも、毎日綺麗に気持ちよく使っていきたいですね。

本日もお読みくださりありがとうございます。

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