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参考文献まで一応出揃った、ただし品質は二の次で:lähteet

lähteet:Reference 参考文献 (単数形はlähdeで、情報源とか引用元みたいな意味)

午前中はずっと眠かった。いつも私は午前中眠いのだけど今日はここ数日の中でも一番だった。

レンズ豆とほうれん草の豆乳パスタを作った。

最近は専ら冷凍野菜をけちけち使う日々だ。近所のスーパーでは、冷凍ほうれん草は細かく刻んであるタイプと大きめに刻んであるタイプ(おひたしとかにしたらよさそう)の二種類が出回っている。私は後者のタイプが好きだ。

シャワーを浴びた。

そのあとなんかだらだらした。重い腰を上げて修論の仕上げに取り掛かった。結果のところを少し書き加えて、introduction(初めに?日本語の論文だとなんだ?序論の一番最初の方?)と要約をざっくり書いた。introductionと要約を最後の方まで手を着けずにいたのは、両方とも他の章の内容が固まらないと書けないからだ。introductionは研究の重要性とか背景について全体を俯瞰しつつ書く章だし、要約にいたっては要約するもの(本文)が出来上がらないことには書き始められない。

ふと窓を見やると雨だか雪だか知れないものが降っていた。外は曇り空だ。眠いのはきっと低気圧のせいだ。ということにする(多分本当は昼夜逆転気味な最近の生活のせい)。

果物をかじったりまただらだらしたりした。その後さらに重い腰を上げて修論の参考文献リスト(の下書き)作成に取り掛かった。参考文献リスト作りにもちゃんとルールがあって、それが結構細かいので「今日のところはざっくり作って明日詳細を詰めよう」という気でいても作成に時間がかかる。

一年前のアカデミックイングリッシュの授業の先生がおすすめしていた、引用・参考文献リスト作成に役立つウェブサイト。私は引用の仕方が本当に適当で、そのせいでアカデミックイングリッシュの課題の評価はいつもあんまりよろしくなかった。

学術的な文章以外を書くときは、マニュアルを全く無視して書いている。noteにも確か「みんなに読まれるnote の書き方」 みたいなマニュアルがあるが、こないだ何の気なしに読んだら私はそれと正反対のことばかりしていた。文章執筆に限らず、私は普段から人の言うことをあまり聞かない人だ。こないだ作ったスパイスカレーだって、きっとレシピを読めばおいしい作り方が一発でわかるだろうに。(なので普段から意識して人の言うことをきくよう努めている)

でも、論文やエッセイを書くときは別だ。学術論文のフォーマットに従って構成を整えた方が、読者は欲しい情報を早く見つけることができる。引用も参考文献リストもちゃんとルールに従って作れば、読者が私の文章の関連情報を簡単に得ることができる。修論執筆の過程で否応なく大量の論文を読むことになったが、その経験がなければ私は少しでも読者の視点を取り入れて修論を執筆しようという気にはならなかっただろうなと思う。

他の章の草稿執筆の時にもそうしたように、参考文献リストも別ファイルを作ってひたすら文献を並べた。修論の全章が一つになっているファイルと、参考文献リストのファイルを同時に開いて、双方を確認しつつリストを作った。多分Refworksとか使えば一発なんだろうけど。

 参考文献リストも一通り作り終えた。Introductionも要約もようやく書けた。表紙にタイトルと自分の名前も入れた(ユバスキュラ大は各学部ごとに修論用テンプレートがあって、私達はそれを埋めながら修論を執筆する)。今日書いた部分も明日以降もう一回見直して修正するとは思うけど。あとは謝辞をどこかに書くかもしれない。修論のテンプレートには謝辞の欄はないけど。

それはつまり、修士論文に必要なピースが一通りそろって、それらが一応論文の体を成して繋がっている、ということだ。出来の良さはさておき。


この長いプロセスの、終わりが本当に見えてきた。


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 今日の#wordofthedayは選定に苦労した(最後までこの記事をお読みいただければ一目瞭然だが、今日はフィン語に関することを一つもしていないので)。最終審査落ちした今日のもう一つの言葉はluokitus(分類)。統計用語として用いられているみたい。

東京事変バージョンの少女ロボット最高にかっこいい。鬼リピをやめられない、just can't help it...


ヘッダーの写真はおととい撮影したもの。今日は曇天だったので、写真はせめてスカッと晴れた日のものにしようということで。

そんな、皆様からサポートをいただけるような文章は一つも書いておりませんでして…