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「福祉×NFT」で就労継続支援B型の常識を変えていく。

2021年末、私の関わっている福祉関係の会社で1つの企画を立ち上げさせていただきました。

株式会社DIGITAL butterが運営する就労継続支援B型事業所「デジタルアートセンター」は、クリエイティブとアートの領域で展開している就労継続支援B型事業所です。
その事業所で活躍されている方のイラストをNFT化し、販売を始めました。

新しい就労のカタチ

今回発売したNFTは、単なる収益目的の販売ではありません。
NFTアートとメタバース空間という新しい分野での就労支援と福祉に挑戦する「デジタルアートセンター」の新たな取り組みの一環であり、障がいを抱える方々にとって新しい多様性を醸成する活用提案です。

この2つをもって、クリエイティブとエンターテイメントの双方から、社会におけるすべての人の「居場所作り」に貢献するというビジョンを達成したいと考えております。

「福祉×NFT」の可能性

私たちの発行するNFTは、単純なアートとしての資産価値ではなく、「株主優待券」のような意味合いを持たせることで、所有いただいた方への価値を提供したいと考えております。

世界中からデジタルアートセンターのNFTを購入してくださった販売益をベースに、メタバース空間へ「バーチャル就労支援事業所」を構築し、その構築過程や内情までをみていただく「プロセスエコノミー」としての楽しみや、一緒に作り、育てていく感覚を持っていただきたいと思っております。

また、世間一般の方々が福祉のために行動を起こすのではなく、日々の行動が福祉につながる世界を目指しております。
私たちの発行するNFTを資産として購入いただくこと自体が福祉となり、社会貢献となっていく形が理想とするものです。

描く未来図

1. NFT所有でメタバース空間(バーチャルDAC)の活用方法を一緒に考えるステークホルダーを作る
2. NFTホルダーとなっていただいた皆様には「バーチャル就労継続支援事業所」の空間を盛り上げるためのアイデアや事業プランをリアルタイムで参加いただけるコミュニティチャットを活用いただき、仕上がり過程をシェアできる

Open Seaのリンクはこちら

今後の展開

順次NFTを発行し、購入してくださった販売益をベースに、メタバース空間へ「バーチャル就労支援事業所」を構築する準備を行って参ります。

NFTホルダーとなっていただいた皆様には「バーチャル就労継続支援事業所」の空間を盛り上げるためのアイデアや事業プランをリアルタイムで参加いただけるコミュニティチャット(Discordを使用)にご参加いただき、メタバース空間の構築や活用シーンなどについての議論、意見交換を行っていきたいと思います。

共感してくださる世界中の人と新たな共同体づくり

をメタバース空間はもとより、リアルでも構築することができれば、株式会社DIGITAL butterの目指している世界を表したキャッチコピーとして掲げている「障害の壁は消えた」と言える世界になるのではないでしょうか。

ぜひ、この取り組みに興味を持っていただけたら幸いです。

株式会社DIGITAL butterとは

2021年スタートした新会社です。
デジタルバターの事業内容は、障害のある方や通院歴のある就労困難な方への、就労機会の提供と、クリエイター系のお仕事の創出です。
2021年4月1日、創作に関わるお仕事を行う就労支援事業所「デジタルアートセンター」(DAC)が広島県に開所し、同年9月1日、デジタルアートセンター2号店が神奈川県川崎市にOPEN。関東進出を果たしております。



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