見出し画像

影響力の武器を読んで⑦

希少性ーわずかなものについての法則

希少性の原理より、機会を失いかけると機会をより価値あるものとみなしてしまう。これを応用すると、①数量限定 ②最終期限等の戦術が生まれる。

これが効果を上げる理由は2つある。①手に入れにくいもの=貴重なものという固定概念 ②サービスが手に入れなくなると自由を失っていると感じる。心理リアクタンス理論より、こういう場合、自由の喪失に対する反応としてより自由を欲する。(めっちゃ分かる。途中まで話して途中からやっぱり辞めるわwっていうやつめっちゃ嫌い)

以上の心理的リアクタンスは、生涯現れるが、特に2歳、10代で顕著。

希少性の原理は、商品価値の問題だけでなく情報の評価のされ方にも適用される。研究から、情報へのアクセスが制限されると、人はそれを手に入れたくなるし、賛同するようになる。つまり、制限された情報はより説得力がある。情報が手に入ったとき、より貴重な情報ほど説得力がます。

希少性の原理が最も適用される瞬間は2つある。①ある品が新たに希少になった場合。→新たに制限されるようになったものに価値を置く。②他人と競い合っているとき。

具体例

・HIV等のパンフレットは何が得られるかよりも何を失うかを強調
・わざと一回品切れです。と言って、他の類似品を出す
・ロミオとジュリエット
 ・親たちの干渉による心理リアクタンスがより恋を燃え上がらせる
・禁止された洗剤をめっちゃ買いに行く
・聞くことが禁じられた演説への賛成度合いが高い
・成人向け作品ほど好奇心をくすぐる
・革命は一度持っていたものを奪われたときに起きやすい
・不動産にて、他の競合のことをほのめかす