ゾンビなのにコメディ!『ゾンビランド:ダブルタップ』

2019年公開映画192本中77位。

ちょうど昨日前作を観て予習しました。
前作の公開から10年経ってるんだね。
(当時、この映画の存在知らなかったけどw)

今回も、下品でグチャミソったコメディ調のゾンビ映画
っていうのは変わらず。
(ただ、アビゲイル・ブレスリンが成長してたのには、ちょっと驚きw)

安全な地を求めて旅をしながら、
ゾンビを殺し、いろんな人と出会う
ロードムービー感ある流れはしっかり受け継いでます。

が!

前作よりパワーアップしてる!!
アクションも、笑いも。
さすが、『ヴェノム』の監督に、『デッドプール』の脚本家。

前作もそうなんだけど、このシリーズって、
もはやゾンビをどうこうって映画じゃないんだよね。
邪魔だし危険だから排除はするけどってレベル。

で、まさにそこが面白いところで、
ゾンビはもはや味付けでしかなく、
メインは主要キャストの面白いやり取りなんだ。

性格がバラバラな4人が時に対立しつつも、
なんだかんだでいっしょにいる家族みたいな仲なのが微笑ましくて、
もはやゾンビが出てくるファミリー映画って感じですらあるんだけど、
そんな彼らの下品でブラックなやり取りがマジで笑えるwww

ただ、感覚的に日本人にはそんな響かないかもしれないな。。。
アメリカ人とかすごく好きそうだけどwww

しかも、今回は僕の大好きな『ターミネーター2』に
言及しているところがあって、すごくポイント高い(笑)

あと、ビル・マーレイの扱いがひどいのにも吹いたwww
これは前作を観ていないとわからないネタだね。

ただ、基本的に画は汚いです、この映画。
ゾンビに変身するとき必ずゲロ吐くんだけど、
今回ゲロシーン多くて。。。(笑)

一般的なゾンビ映画とはまったく違う作りが新鮮なので、
一度観て欲しいなあ。
かなり振り切っちゃってるので。

それにしても、ゾンビってなんか便利なポジションだなと思う。
ホラーにも使えるし、コメディにも使える。
日本にはそういうポジションのホラーキャラクターいるかな。

前作はコチラ。


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