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もはや海のジュラシック・パーク!人もサメもボッコボコにする人類最強ハゲ・ステイサム兄貴の活躍に歓喜した『MEG ザ・モンスターズ2』


【個人的な満足度】

2023年日本公開映画で面白かった順位:61/118
  ストーリー:★★★★☆
 キャラクター:★★★★★
     映像:★★★★★
     音楽:★★★☆☆
映画館で観たい:★★★★☆

【作品情報】

   原題:Meg 2: The Trench
  製作年:2023年
  製作国:アメリカ
   配給:ワーナー・ブラザース映画
 上映時間:116分
 ジャンル:アクション、スリラー、サメ
元ネタなど:小説『The Trench』(1999)
      映画『MEG ザ・モンスター』(2018)

【あらすじ】

太陽の光がまったく届かない暗闇の世界「マリアナ海溝」。潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は、研究チームと共に"人類未踏の地"へ。

しかし、地球上で最も深い場所で彼らはある"恐怖"を目覚めさせてしまう。
生態系の頂点に君臨する絶滅したはずの最恐巨大ザメ"MEG"。未曽有の大きさと獰猛さで襲い来るMEGの群れ。そして、未知の巨大生物――!

深海からビーチまで襲来する絶体絶命の危機に、彼らはどう立ち向かうのか!?

【感想】

MEG ザ・モンスター』シリーズ第2作目。ドウェイン・ジョンソンと並んで人類最強ハゲのジェイソン・ステイサムが大活躍していて、個人的には前作よりも楽しめました!

<他のサメ映画との違い>

このシリーズ、いわゆる"サメ映画"ではあるんですが、他のサメ映画(全部観たわけじゃないですが)と比べると、2つの点において差別化されていると思います。まず、サメ映画って獰猛なサメをヴィランとして、それから逃げ惑うパニックスリラーな側面が強い作品が多いんですが、これはサメと真っ向から対峙するアクション要素が大きいんですよ。

次に、そのサメ自体が規格外なのが本作の特徴ですね。太古に絶滅したメガロドンという実在した種類なんですが、体長が20mを超える大きさで、人間をまるごと飲み込めるほど口が大きいんです。ここまでバカデカいサメを描いた映画もそうそうないんじゃないかと思います。

<すべてが前作よりもパワーアップ!>

今回の映画のよかったところは、アクション要素が増えたことで前作よりもド派手さが増したところですね!前作は人間 vs サメの戦いがメインでしたが、今回は人間側でも対立構造がある上に、サメ側も3匹に増えただけでなく、謎の肉食動物や巨大タコまで出てくるカオスっぷり!物語の終盤では、そのすべてが入り混じった大乱戦で、「もはやここは海のジュラシック・パークか?!」と思ったほどです(笑)しかも、物語の前半は前作同様シリアスな雰囲気なんですけど、後半からコメディ要素が強くなってきて、終盤は若干ギャグ映画っぽくなっているのも楽しめた要因だと思います。ただ、その分前半はちょっと退屈に感じましたね。動きがあんまりないので。。。後半から面白くなってくるので、前半は少し我慢です(笑)

<常人離れしたステイサム兄貴!>

そんな中で、やっぱり一番推したいのは主人公ジョナスを演じたジェイソン・ステイサムですよ!これまで数々の映画で超絶アクションを見せてくれた彼ですが、そのフィジカルの強さは今作でも健在。もう56歳なのに、年齢を感じさせない身のこなしで人間の悪党をボコボコにしつつ、生身で巨大ザメに立ち向かっていく勇敢さは、人類最強ハゲと呼ぶにふさわしい(笑)この方、もともと飛び込みのイギリス代表チームにいたこともあってか、水中での動きはお手のもの。いい意味で年甲斐のなさを感じさせるキャラクターっていうのは、洋画ならではだなあって思いますよね。

<前作を観ていると楽しめる要素あり>

本作は続編ということもあって、ストーリー自体は前作と繋がっています。とはいえ、前作を観ていないと何もわからないってほどでもないので安心してください。ただ、そこに出てきたちょっとした要素が今回もあるので、前作を観ているとより楽しめると思います。予習という意味で事前に観ておいてもいいかもしれませんね。1作品しかないので2時間もあれば観れちゃいます。

<そんなわけで>

絶対に海に行きたくなくなる映画なんですけど、我らがステイサム兄貴の活躍っぷりはぜひその目に焼きつけていただきたい、、、!僕もハゲになったら、ステイサム兄貴みたいになりたいな。。。(笑)


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