セカチューパターンに当てはめただけの『初恋ロスタイム』

2019年公開映画151本中143位。
(この時点で2017年年間映画鑑賞本数タイ)

なんか、、、そうね、、、
よくある高校生キラキラ青春純愛映画だね。

自分たち以外の時が止まる
「ロスタイム」という時間の中で愛を育む男女の話。
「ロスタイムってか、それ、“ザ・ワールド”じゃないの?」
って思ったけど(笑)

なぜ時が止まるのかはわからないけど、とにかくそういう設定(笑)
ある日、急に時が止まり、
その中で動ける人が主演の2人だったというだけで、
どんどん恋に落ちていくそんなバナナストーリー。

まあでも、まるっと『セカチュー』映画だから、展開は想定内(笑)
「はい、病気フラグいただきました!」
「はい、お手紙きました!」
っていうwww

今の若い子には刺さるのかわからないけど、
散々この手の映画を見てきた大人からしたら、
あんまり面白くないと思う。

話そのものが悪いとかではなくて、単純に見飽きたっていうことで。
そもそも『セカチュー』以降、
『セカチュー』系映画で、
『セカチュー』以上に話題になった作品あるのかな。
量産はされてるけど、ネタとしては2000年代で大体出尽くした感。

ただ、最近のやつはハッピーエンドが多い印象かな。
『セカチュー』や『タイヨウのうた』は、最後死んじゃうしね。。。

そんな設定のことばかり気になってしまうけど、
「本当に面白いと感じたら、細かな設定などまったく気にならないものだ。
 だから、設定が気になるのは、そもそもお話がつまらないのだ」
って、前に故・小池一夫さんがおっしゃっていたから、、、
この映画もそういうことなのだろう。。。

今回、メインの2人が2000年代生まれっていう若すぎなことに
僕自身は若すぎだろって驚いてしまったのだけど、
この手の映画も世代交代がきてるんだろうな。

ちなみに、主人公を演じた板垣瑞生って、
どこかで見た顔だと思ったら、
2015年に『ソロモンの偽証』で美少年だった子でした。
あの映画に出てた子、最近、映画やドラマによく出るようになったと思う。
清水尋也や富田望生など。
2人とも好きな役者さんです。

ヒロインの吉柳咲良は、
どことなく高畑充希っぽい顔だなと思ったら、
やはりと言うべきか『ピーター・パン』やってました(笑)
しかも、声は石原さとみと橋本環奈を足して2で割ったような感じで、
目をつむるとこの2人が脳内再生される(笑)

竹内涼真と石橋杏奈も出てたけど、完全に無駄使いだったな。。。
何か物語上重要な役割があったかというとそんなことはなく。
(てっきりメイン2人の未来の姿かと思ったけどw)
どうせなら、この2人をもっと絡ませて欲しかった。

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