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自己啓発本について(自己啓発本が嫌い)

 自己啓発本を読む目的は何か。それは言ってしまえば、賢くなるためだろう。だがしかし、人が教え込んでそうして伝わるものは、その個人が受け取り吸収できうるものはどれ程だろう。私の自説では50%もないだろう。まあこれは言うまでもなくひどい数字である。
 ではなぜそうなのか。それはまさしく[人の意見]でしかないからである。すなわち、[個人特有の経験や思考とは異なった意見]でしかないからである。してみれば、人は結局[理解すること]で吸収するのであり、そして他人の意見を理解するとは極めて困難だからであるし、しかも[完璧に]理解しなくてはほとんど効果がないからである。(人の意見を理解するとはつまり、その当人になるようなものである)
 だからそれを読むことも買うことも取るに足りない無駄なのである。がしかし断っておくが、共感することには大いに意味がある。なぜなら、それは再確認であるからでつまり、記憶の定着だからである。(まあ僕は実際Think smartが大好きなのである)

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