身体活動・運動の見直し
車やバス、電車での移動、エスカレーターやエレベーターなどの利用で運動不足になりやすい。
過去10年間の国民健康・栄養調査(厚生労働省)によると、20歳以上で運動習慣があると答えた人の割合は男性30%台、女性は20%にすぎない。
運動不足が原因のひとつと見られる心臓病と糖尿病による死者は年間20万人以上となっている。
食事・運動・休養は健康の3要素と言われている。
食事は食欲、休養は睡眠欲と本能的な欲求から起こるものであるのに対し、運動はそうした欲求を伴わないため、自分から意識して取り組む必要がある。
適度な運動は適正なエネルギー量を消費する。
●運動の継続により、身体機能を維持し、筋力の低下を防ぐことが出来る。
●身体活動量を増やすことで、メタボリックシンドロームを含めたさまざまな生活習慣病の発症リスクを低下させたり、進行を抑えたりする効果が期待できる。
★取り入れたい運動
身体への負荷がそれほど高くなく、比較的弱い動きがある程度持続して行うウォーキングや水中運動等の有酸素運動がある。
有酸素運動は、蓄積されている脂肪の消費に適していて、生活習慣病予防や改善に有効‼
無理なく行える程度の負荷で筋力トレーニングやストレッチを行えば、筋力や柔軟性が向上するだけでなく、腰痛やひざ痛、間接痛などの改善につながる。
軽めの負荷で筋力を増強できるスロートレーニングも注目されている。
スロートレーニングとは...ゆっくりとした動作で行う筋力トレーニング。負荷が軽めであってもゆっくり動作することで筋肉を肥大させ筋力を増大させることができる。
運動はとにかく継続することが重要で、生活パターンに合わせて負担にならないように行いましょう。
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