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「レバーペースト持って出かけよう」


レバーペーストの響きは

瞬で歓喜を呼び起こす

それくらい

愛するも食べ物


母は出かけるとき

大概弁当を持参してた

外食なんて

絶対しなかった  


それでも文句はなかった

何故って?

それは大好きな缶詰の

ソーセージとレバーペーストを食べられたから


おかずはそれだけだけど

それで良かった

だってそれだけで贅沢品

どちらも最高に美味しいから


湘南の海へ行って

海水浴をしに行ったときも

むしろ頭の中は

ずっとレバーペーストでいっぱいで


たまたサザンのライブに出くわして

母は浮足立ってたけど

六歳の私はそんなことどうでもよくて

海水浴すらどうでもよかった


濃厚で旨味が詰まった  

レバーペースト 

特別なお出かけのだけ味わえる

至福な時間


そんな昔の記憶がよみがえり

今も゙言葉を思い出すだけで

幸せになれる

魔法の食べ物


作ることなんて

考えたことなかったけれど

レシピをみたら意外に簡単で

速攻作っちゃった


残業なんてなんのその

レバーペーストのためならば

ウキウキわくわく

頑張っちゃう

食べることよりもプロセスが楽しかったりします


玉ねぎとローリエ炒めといて

レバーもいれてワインで煮込む

生クリームとバターで煮詰めて

フードプロセッサーで撹拌したら出来上がり!

映えてませんが美味しいです


簡単で魅惑なレバーペースト

これを持ってお出かしよう

喜びで溢れちゃうな

それって私だけだけど!









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