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お客様の満足度を必ず上げる3つのデザインアプローチ

好きな植物はパキラ、まーるです。

デザインは、コミュニケーション。伝える、心動かす、コトがよくなる。このサイクルでひととつながること。

だからこそ、デザインはただ見た目を良くする以上の深い意味を持ちます。

そのデザインを見て、人が共感し行動することにつながればより機能したデザインと言えるし、何よりその制作過程で、お客様の要望に応え、共有する世界観を形にするプロセスそのものは、デザイン制作の醍醐味とも言えますね。


今日は、デザイン制作においてどうやったらよりお客様の満足度を上られるかというコツについてお話ししたいとまとめました。

お客様の要望に向き合うこと

デザイン制作の出発点は、お客様との対話から始まります。

なぜなら、その対話の中で、お客様が本当に伝えたいこと、実現したい世界観を理解しないと、機能するデザインは作れないから。
表層的なデザインだけでは、見た人の心に届くものになりません。

そして、その言葉で表された要望を、我々デザイナーは視覚的な形に変換する必要があります。

これには、ただお客様の話を聞くだけでなく、深く理解し、時にはその背景まで探ることが求められます。

このプロセスを通じて、デザインに深みを与え、お客様が心から納得できる作品を生み出すことができます。

世界観を共有するための工夫

デザインは、一つの言語です。

お客様が望む世界観を共有し、それを具体的な形にするためにはコミュニケーションが重要になります。

誰に何をどうなって欲しいか、そして共通言語を見つけること。

伝えることで共感が得られないと、前には進まない。デザインやビジュアルが強いのは、言葉なくても伝わること。

視覚的にコミュニケーションする場合、ビジュアルで見せて2秒で伝える力がある。デザインにはそうした力がある。

ロゴマークのデザイン制作のお仕事をいただきました。
提案をしたけどこんなデザインです、だけではなく、ロゴマークが世の中に浸透した時にどんな世界観になっているか、をカタチにすることに。

ロゴの未来を見せる。例えばお店で掲出されたらどんなイメージか、グッズになった時、アパレル展開した時、どんな見え方になるか、そのイメージを共有するだけでもワクワク感は作れます。

今の時代、モックアップでデザインイメージを作るのは簡単。

例えば、Canvaなどのモックアップツールを利用して、デザインが実際に使われる環境を再現することで、お客様により具体的なイメージを伝えることができます。

「ワクワクするイメージ」を視覚的に共有することで、世界観の理解が深まり、お客様の満足度を一層高めることができるのです。

伝えたいことを整理し、趣意をまとめる

デザイン制作の過程では、頭の中で整理し、伝えたいことを明確にすることが重要です。

これには、趣意書の作成が非常に有効です。趣意書には、デザインのコンセプトや意図、どのようにお客様の要望を形にしようとしているかを伝える大切なもの。

この文書を作成する過程で、自分自身の中でデザインの方向性がはっきりし、それをお客様にも明確に伝えることができます。

デザインに携わるなら、趣意書を作るところまでをデザインワークに入れなければなりません。

苦手意識はあれど、お客様の要望に応える気持ちがあるなら、自分の考えをまとめて資料化することくらいできるはず。

今ならCanvaのようなツールを使えば、このプロセスも効率的に、かつクリエイティブに進めることができるのです。

まとめ

デザイン制作においては、お客様の要望に深く向き合い、共有する世界観を明確にすることが極めて重要です。

これを実現するためには、豊富なコミュニケーションと、趣意を明確にする工夫が必要になります。

これらを通じて、お客様の心を掴むデザインを生み出すことができれば、満足度の高い成果につながります。

デザインは単に見た目を良くするだけではなく、お客様の思いを形にする深い作業。

このプロセス自体を楽しみ、クリエイティブな解決策を見つけ出していくことが、私たちデザイナーの使命だと思います。

それでは、今日もクリエイティブな一日を!

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