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進化に対応できない日本企業

出典:「労働生産性の国際比較2022」公益財団法人日本生産性本部
出典:「平均年収」OECD

▼大幅にコスト削減をもたらす技術革新のたびに遅れる日本企業、対応できるドイツ企業

経済産業省は技術革新によるグローバリゼーションを説明する概念として「アンバンドリング」という言葉を使っています。これまで3つのアンバンドリングがありましたが、新しいアンバンドリング出現のたびに日本企業の生産性が低下しています。つまり世界経済の進化に対応できていないのです。
出典:「グローバリゼーションの過去・現在・未来」通商白書2020経済産業省

❶第1アンバンドリング(1820年~1990年):「輸送費」が大幅削減
蒸気・動力の技術革新で「輸送費」が大幅削減➨輸出増大

❷第2アンバンドリング(1990年~2015年):「通信費」が大幅削減
情報通信技術の革新で「通信費」が大幅削減➨海外生産拡大&情報革命

❸第3アンバンドリング(2015年~):「移動費」が大幅削減
情報通信技術・ロボティクスの更なる革新で「移動費」が大幅削減➨人のバーチャル移動が可能に

日本企業の生産性は❷で遅れはじめ、❸で一段と遅れていることが明確になっています。ドイツは❷❸ともうまく対応し、着実に生産性を向上させています。

日独企業の差はどこから生まれているのでしょうか?



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