水を差す人 待望論
議論の途中で口数が少なくなっていたAさんという人がいたとする。参加者は皆 気にはなっていたものの時間が過ぎて、ある決定に向けてようやく方向性が見えつつある時、そんなAさんに 会議を進行している人があえて考えを聞いた時の話。
パターン1 目的遂行論
『・・・。あの、少し前から、ん? と思ってたんですけど、今さらで申し訳ないのですが、この打合せの目的は⬜︎⬜︎を△△する方法を決めることですよね? だったら、話がちょっとズレていませんか?』
パターン2 原点回帰論
『・・・。あの、少し前から、ん? と思ってたんですけど、素朴に、◇◇って何ですか? この案件は●●についてのことだから◇◇は関係なくないですか?』
パターン3 責任主体論
『・・・。あの、少し前から、ん? と思ってたんですけど、途中からわからなくなりました。そもそもどうして▽▽の都合に合わせないといけないんですか? 実際動くのは我々のはずですよね?』
パターン4 要因成果論
『・・・。あの、少し前から、ん? と思ってたんですけど、それをやることで なんで成果が上がるといえるんですか? そーじゃね? っていう仮定ですか?』
パターン5 因果応報論
『・・・。あの、少し前から、ん? と思ってたんですけど、普段の状況こそが成果に直結するはずなので、突然その日だけ取って付けたような取り組みをしても 盛り上がらないんじゃないかと思うんですが』
変な話、こんなことを言ってくれるAさんみたいな人は 大変有難い。
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