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ちゃんしーのサンシーブルな人生#16 ゼミ

大学3年からゼミナールが始まりました。
私はこのゼミのN先生に、かなりお世話になりました。

実は、学校に行くのがつらいと悩んでいた時期、担任のY先生の他にN先生にもメールをしていたんです。
N先生も私の状況を受け止めてくれて、決して一人じゃないと励ましてくれました。
入ったNゼミには、クラスで仲良くしていたいつものメンバーはいなかったから気が楽だったし、先生とゼミ生を信頼できていたから、心落ちつく場だったんですよね。

先生も「ゼミをやっている時が一番楽しいわ」と言っていたほど、雰囲気も良かったんです。だから「今辛くても一人じゃないよ、ゼミのみんながいますよ」って言ってくれたのです。

新しい風

私の大学には2年制の短大も併設されていて、短大から4年制の方に編入する学生がいました。
私が3年生になった時も編入生が何人かいて、そのうちの3人は同じNゼミに入りました。
編入生組は、四年制の学生たちと打ち解けるきっかけが必要で、私は今までのコミュニティを離れて一人だったから、編入生たちの輪に飛び込むことも、受け入れることもできる【余力】があったんですよね。
編入生組も他の四年制の子たちと仲良くなれたし、私も新しい繋がりができて、心のよりどころになっていきました。

ゼミの活動は本当に楽しくて、11人でいつもワイワイ笑っているような研究室でした。学園祭で出店したり、先生の研究のお手伝いをしたり。
タイプの違うような子達が集まっているんだけど、どこか似ているような感じもあって、居心地よかったですね。先生も含めた全員で、よく飲み会や食事にも行きました。

▼学園祭での出店!特製エプロンも作りました!

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このゼミのおかげで私はまた前を向くことが出来て、学校に行くのが楽しくなりました。

入学する前から

少し遡りますが、受験の時からN先生のことは知っていてました。本当に不思議なんですが、入学する前から惹かれるもの、ご縁があったようです。

AO入試の一次選考で筆記試験を受けた時、なんだか気になる人がいました。受験生も大学側もピリピリした雰囲気の中、一人やわらかい雰囲気でニコニコっとした方がいたんです。なんだか素敵な方だなあと思って、リラックスできたんですよね。

三次選考の試験官6人の中に、筆記試験で見かけた素敵な方を見つけました。ド緊張していたけれど、一次選考の印象が残っていたのですぐに分かりました。
例のふりかけを出したとき、一番食いついてくれたのはその方でした。美味しいですねと言いながら、ふりかけのレシピや作り方について質問されたことを覚えています。(参照:ちゃんしーのサンシーブルな人生#13)

そう、それが後に門下に入ったN先生でした!
先生から放たれているハッピーオーラが、私に伝わっていたんですね。ご縁に感謝!!

しゃんしゃん

私は、N先生が担当されている授業も好きでした。
「栄養士たるもの人前で話せないといけないから!」と、突然一人3分間スピーチをする授業が始まったり😳私はそういうのが得意だったから、楽しかったんですよね。
それに、私が【栄養士になったらやりたいこと】が栄養指導や食育だったのですが、その授業を担当されていたのはN先生。
求めているものを教授してくれるし、なにより先生ご自身のかわいらしいキャラクターに、どんどん惹かれていきました。

しっかり、テキパキという意味の「しゃんしゃんしてね!」という方言が口癖で、同じ服で授業をしない(組み合わせを変えて同じ格好はしない)というポリシーも持っていた先生。
いつ見ても素敵で朗らかで、笑顔でシャンシャンしている先生の姿に、元気をもらっていました。

空き時間に研究室に伺って、自主勉強させてもらうこともあれば、先生のお困りごとをサポートしたり。
ゼミでも個人でも、一番長い時間お世話になった先生です。そんな先生のもとで過ごせたから、停学も休学もせず、4年間やり抜けたのだと思っています。

N先生は、私が4年生になる春に引退されたのですが、その後も連絡を取り合っています。食事に行ったり、お家に呼んで頂くこともありました。在学中も卒業してからも、随分かわいがっていただいています。
先生に出会えて本当によかったです!

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▲先生のお家に招待頂いたときのお食事。先生が作って用意してくださいました!







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