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ちゃんしーのサンシーブルな人生#17 学園祭

大学2年生。学園祭実行委員会の役員になりました。
1年生のとき、高校から仲良しだった友達とクラスの学園祭実行委員会に入ったのがきっかけです。

大学初めての学園祭が終わったあとに委員会が開かれ、来年の役員決めがありました。時間ばかりか経ってなかなか決まらず…
「会議終わらないし、もう面倒だからうちらでやっちゃう??」みたいなノリで手を挙げました。

高校からの友達以外は初めましての人達でしたが、不思議なことに「初めて会った気がしない」くらい、最初から打ち解けていました。私もだし、メンバーのほとんどが、割とそう感じていたんじゃないかと思います。

それぞれ別の学部学科の新2年生9人が集まり、その中でさらに役職決め。結局は役員全員で動くので、役職なんてあってないようなものでしたが、私は副委員長になりました。(途中、メンバーの一人が役員を辞退してしまったので、その子の仕事を引き継いだりもしました)

新しい企画

それぞれがしっかり仕事をしながらも、ほとんどおしゃべりして大笑いして、役員室にこもっていました。
もう仕事はひと段落ついたのに、下らない話で盛り上がりすぎて、守衛さんに「もう時間だよ~」と声をかけられることもありました(笑)

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おしゃべりの途中から「これ、もっとこういう風にしたら良くない?」「これが出来ないかな」と役員らしい会話になることも多くて、せっかくだから新しい企画をやりたい!という話が上がりました。
これまで私たちの大学の学園祭にはなかった【ミスコン】をやりたい!というのが私たちの総意でした。

まずは学園祭担当である、大学の総務部の方に相談。
総務の方によると、今までも案は出たけれど、女子校であるがゆえに風紀の問題や、組織票による不公平さなどから実現されなかったとのこと。

それでも諦めきれない私たちは、思案を重ねては総務に相談。何度か繰り返して、これならいけるかも!とGOサインが出てから各部(併設する幼稚園、小中高)の学園祭担当者が集まる会議で、提案をしました。

やはり、最初はいい反応はありませんでした。併設する部も含めた学園祭だから、大学だけで完結してしまうのでは…と厳しい意見もありました。前例がないことだったから、誰しも手探りだったんですよね。

役員室に持ち帰って練り直し、会議で再提案してまた持ち帰り…。もし実行するならば募集もあるし、あまり時間がありませんでした。

熱意の果てに

限られた時間の中で、何度も何度も議論を重ねた結果、ミスコンの開催は認められました!!議論の焦点となっていたこともクリアし、まずはやってみようかというところだったと思います。役員としては快挙でした。
企画を担当していたメンバーは、かなり頑張っていたし、史上初のミスコンを成功させよう!と実行委員会全体の士気があがりました。

そもそもエントリーがあるかどうかも分からないような状況でしたが、無事に参加者が集まり当日を迎えました。
役員は当日も各所の仕事が忙しく、それぞれの持ち場で手一杯でした。私がミスコンの様子を覗きに来れたのは、グランプリ発表の時だけでしたが、担当メンバーがグランプリ受賞者と一緒に(むしろグランプリよりも笑)壇上で涙している姿を見て、胸が熱くなりました。

ゼロから一を作ることって本当に大変だったけれど、達成した時の喜びや感動は、想像を超えるものでした。

8人でよかった

2日間行われた学園祭が無事に終わった夜、入退場門の前に並んだ8人。
何度も時間を知らせに来てくれた守衛さんたちに、労いの言葉を貰いながら、写真を撮ってもらいました。みんな、とてもいい顔をしているんです。

涙脆いメンバーが多くて、疲れもあってか後半は何が起きても泣いていましたが(笑)、みんなそれだけ一生懸命に頑張った証。このメンバーで、学園祭実行委員が出来てよかったなと、心から思いました。

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▲学園祭を終えて校内見回りをしていたら発見!後輩たちの温かいメッセージに涙😢

学園祭が終わっても食事に行ったり、次年度の引き継ぎで集まったり、何度か顔を合わせる機会がありました。
総務部の方々にも本当にお世話になりました。総務の方も含めて打ち上げをしたり、感謝の手紙を書いたら「宝物になった」って言ってくださったり。お互いにとって良い関係を築けたことも嬉しかったです。

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忙しい高校生活で免疫が出来ていたとはいえ、大学の授業や実習、レポートをこなしながらの活動は、決して楽ではありませんでした。時に授業を犠牲にしたこともあったし(笑)
でも8人みんなで頑張って、8人揃ってその先の景色も見れた。この8人が学園祭実行委員会で本当によかった!!!
素敵な思い出をありがとう。



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