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勉強が好きだなんて思ってなかった(完)

目標がみつからない

社会人になってからは異動も含めて数年、教職に就きました。でも、私の中で目標がなくなっていることに気づきました。🤔

正規採用されるように
教員採用試験にもチャレンジしていたけれど
なんだか本気で目指せなくなってしまった…😔

「いつかクラスを持ってみたい」
という気持ちはありましたが、まだその時期ではない。
副担任という立場で、日々の授業と部活をこなすので精一杯だったのも事実です。

試験勉強も一生懸命やっているけれど、正規採用されていなくても、いま現実に教壇に立つことができている。(当時)
その時はそれで十分満足だったんですね。
そこで私は転職を決意します。


自分と向き合うこと

目標を見失ったことに加え、心と体のバランスを崩してしまい、しばらく仕事は出来ませんでした。
挑戦することが怖くて、今までのようにフルタイムで働くことが不安で…身動きがとれませんでした。
(その時の詳細なことはHSPと関係してくるので、いつかまた別で書きます५✍⋆*)

そんな日々を過ごすなか、根本的に自分を変えようと「心理学」「カウンセラー」の勉強を始めます。
それが原動力となったのか、アルバイトが出来るくらいには回復しました。

社会復帰を果たしたところで、「私ができることって?」「本当にやりたいことはなに?」と真剣に考えるようになっていました。

今までの考え方や生き方振り返りつつ、じっくり時間をかけて自分と向き合いました。
それがかなりしんどかった…🤯😓😭😵

時に涙をこぼしながら、カウンセリングの力も借りながら、自分と向き合って勉強を進めるうちに

わたし、勉強することが好きなのかもしれない

そう思ったのです。
高校も大学も、目標に向かってガムシャラに勉強してきた私が、社会人になって勉強する意味や目的を見失ってしまった。
見方を変えれば、教員なるという「夢がかなった証拠」でもあるのですが。

〇〇をするために、叶えるために、勉強する。
そういう過程や目標がないと、私がんばれないのかもしれない…。
心理学やカウンセリングの勉強をするために、少しお金を稼がなくちゃいけないから、バイトをしよう!と動き出すことが出来たからです。

そう思った矢先、占いに行ってかけられた言葉。

あなたは生涯、勉強する人。
勉強しながら死んでいくって感じかな

この言葉を聞いた時、私の中の何かがカチッと噛み合ったような気がしました。


勉強しながら死んでいく

そう気づいてから、私は”勉強が必要な環境”を選ぶことを決めました。
仕事に限らず、目標や夢を持てるようにしたのです。

現在は、管理栄養士国家試験に向けて試験勉強をしつつ、薬局栄養士としてお薬のことや病気について少しずつ理解を深めています💊💉
そのおかげで、仕事に対するモチベーションを保つことができています。

そしてなにより、大学卒業目前によぎった
「きっといつかやりたくなるだろう」と思っていた、栄養士としての仕事に就いていることも嬉しく思います😊

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勉強が好きなんていうと、学生の頃はガリ勉とかいい子ぶって…みたいな印象を持たれがちだけれど(そもそも好きなんて思ったことなかった)、大人になった今は堂々と「勉強が好き」と言えます!

自分で勉強が好きなんだと認めたら、自然と周りの人にも「勉強が好きなんだね」「向上心があるね」と言ってもらえることが多くなりました。
数ヶ月に1度行く美容院でも「最近は何か始めたの?」と言われるほどです😆

私はきっとこの先も、勉強をしながら生きていくのでしょう。好きなことをして生きるって、最高に幸せ。
勉強が好きだなんて思ってなかったけれど。

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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
気ままに書き始めたこのテーマが、思いがけず大作になってしまいました(笑)

14歳の時に、母から言われて考え始めた「栄養士」という職業に、実際に就いたことは奇跡だと思っています。
もしあの時、母とあの会話をしていなかったら、栄養士というワードが出てこなかったから、違う人生を歩んでいたし、それこそ勉強が好きだなんて、今も気づいていないかもしれません。

教職を離れ、栄養士として仕事を始めた時、本当に夢って叶うんだなあと思ったものです。
人から言われて夢を決めたようなものなので、途中で投げ出してもおかしくないのにな、と我ながら驚きです😳😳😳
母自身ですら、合唱や吹奏楽を続けていた私を見て、音大に行くとばかり思っていたそうですから🤣

きっと、人生には「今からじゃ遅い」なんてことは無いのでしょうね。


最後までつたない文章だったと思いますが、読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました!
よかったらまた、遊びに来てください✨

 

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